人物列伝
- ジェリコーと巨大ないかだ
- 19世紀初頭、フランスにジェリコーという画家がいました。彼の代表作品は、突撃する近衛竜騎兵士官やメデューズ号の筏というものです。このメデュース号のいかだは実在したもので世界史上でもかなり大きないかだになると思います。いかだの前にジェリコーについて。●テオドール・ジェリコージェリコーは1791年にフランスのルーアンで誕生。彼の家族は彼が5歳のときパリに移住する。10代になるとすでに画家を志すようになったジェリ......
- 2007年08月14日 | Comment : 2 | Trackback : 0
- 鉄の皇帝バシレイオス その11
- 滅ぶ道は潔く、生き残る道は茨の道。歴史とはなんと皮肉なことか・・・。【ミルミル・ハミール著「ある日の手記」より】シカツーノがルヴァの手紙を開けてみると、書かれていたことは非常にシンプルなものだった。「キエフルーシを味方につけなさい。資金がないのならどうすればいいのか考えなさい。」キエフルーシといえば、先代ヨハネスと激しく争った国で、最終的に猛々しいルーシであるスヴャストラフを敗走させ、戦いは終結し......
- 2007年08月10日 | Comment : 0 | Trackback : 0
- 鉄の皇帝バシレイオス物語 その10
- 国家の衰退とは、外敵によってもたらされるものではない。内部崩壊こそ国家の衰退である。【ミルミル・ハミール著「歴史考察」より】シカツーノは頭をたれ、皇帝にかしずくと、静かにことの顛末を語り始める。「バシレイオス様。我が父シカカークはバルダスにつくようです。バルダスに合流するのが二ヵ月後。その時こそ叛乱軍は一気に攻勢に出るでしょう。父の帰順を見たほかの諸侯たちも叛乱軍に味方するものもでるでしょう。」「......
- 2007年08月07日 | Comment : 0 | Trackback : 0
- 鉄の皇帝バシレイオス物語 その9
- 歴史とは勝者の記録である。敗者の記録は残らない。【ミルミル・ハミール著「歴史考察」より】サムイルという名前を聞いてわかる方はどれだけいるだろうか?彼はヨハネスによって一旦滅ぼされたブルガリア帝国を再興した人物だ。ヨハネスはブルガリアを征服した際、皇帝ボリス二世と皇族を全てコンスタンチノープルに幽閉し、ブルガリア帝国は一旦滅亡する。その後、ヨハネスが亡き後、マケドニアの地方長官であったサムイルはビザ......
- 2007年08月01日 | Comment : 0 | Trackback : 0
- 鉄の皇帝バシレイオス物語 その8
- 陛下にとっての輝かしい実績の始まりは、陛下自身には幸せだったのか不幸なことだったのか陛下に一度聞いてみたかった。【ミルミル・ハミール著「我が皇帝」より】もうひとりのルーシ・ウラジミールはいずれ触れるとして、バシレイオスに話を戻すことにしよう。ヨハネス帝健在のころのバシレイオスは、少年から青年へと成長していた。彼は母が幽閉されてしまったことを快く思ってはいなかったが、母の華美をあまりに求めるところに......
- 2007年07月31日 | Comment : 0 | Trackback : 0
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