のび太「決めたよドラえもん、出来杉を殺す」 その2::読み物コピペまとめ
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のび太「決めたよドラえもん、出来杉を殺す」 その2

2008-02-12 ; 読み物コピペまとめ

続きはじまりました。
長いので続きを読むからどうぞ。
328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 22:17:44.22 ID:ZOZbliioO
驚愕……っ!
まだ残っていた……っ!このスレ……っ!
保守してくれた人達に感謝だ……っ!
圧倒的感謝…………っ!!

332 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 22:21:31.24 ID:ZOZbliioO
出来杉『ごきげんよう、僕の用意した道具は素晴らしかったでしょう?』
ジャイアン「野郎ォォこんな道具スネオに渡しやがってぇ!!」
ドラ「こんな欠陥品……っ!どこで手に入れたかは知らんが……っ」


ドラ「認めないぞ……っ!これはガラクタだ……っ!」


ガキャッ、ボキャッ


ジャイアン「こんなもん二度と使えねぇ様にブッ壊してやる!!」
出来杉『君達何か勘違いしているようですけど』


出来杉『僕が言った道具というのはスネオくんの事ですよ?』

335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 22:29:25.40 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「――――ッ!!!!」
ドラ「待て!!待つんだジャイアン……っ!(くぅ……、上手い……っ!)」
ドラ(コイツ……いちいち人の心の隙間に……っ!)
ドラ(それも、一色触発ではない……っ!)
ドラ(じわじわ効いてくる……っ!小出しにチクチクと……っ!)
ドラ(クソッ……、こんな小さい小学生なのに……っ!)


ドラ(この計算し尽くされた緻密な言動っ!!!)

336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 22:35:21.71 ID:ZOZbliioO
ドラ(そして百戦錬磨を思わせるこの圧倒的存在感……っ!)
ドラ(これが……小学生なのか……っ!?)
ドラ(そしてもう一つ……気になる疑問……っ!)
ドラ(違う……っ!前回と……っ!)
ドラ(なんなんだ……っ!?このほのかに感じる……艶やかさ……っ!)
ドラ(女性の持つ特有の……野郎には出せない艶……っ!)
ドラ(まさか……またか……?またなのか……っ!?)
ドラ(いや……っ!決まりじゃないか……もう……っ!)
ドラ(だってありえるか……?こんなこと……っ!)

340 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 22:51:21.98 ID:ZOZbliioO
ドラ(……今私の四次元ポケットの中が反抗した……っ!)
ドラ(つまり……誰かがスペアポケットを使って道具を取り出した……っ!)


ドラ(その誰かは言うまでもなく……野比のび太……っ!)


ドラ(そして出来杉に拾われた"あの道具"……っ)
ドラ("あの道具"が引き出せる事象は一度に一つだけ……っ!)
ドラ(そして前回の事象を考慮し、出来杉が行っている使用法を推察すると……っ!)


ドラ(偽物を含め出来杉は現在二人いる……っ!)

344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 22:59:00.74 ID:ZOZbliioO
ドラ(恐らくは無関係の人間を出来杉の姿と意識に変えている……っ!)
ドラ(更に……っ!私のスペアポケットから取り出された道具は武器……っ!)


ドラ(空気砲……っ!のび太が最も扱いに長けた数少ない武器……っ!)


ドラ(そして何故武器を出したか……っ!?)
ドラ(郡を抜いた圧倒的明白……っ!簡単な事……っ!)


ドラ(戦いが始まった……っ!出来杉と……っ!)




345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 23:05:14.98 ID:ZOZbliioO
ドラ(残る謎は一つ……っ!)
ドラ(どちらが本物の出来杉か……っ!?)


ドラ(のび太の方に決まっている……っ!十中八九……っ!)


ドラ(まず、私がのび太なら……逃げた後に何処へ向かうか……っ!?)
ドラ(これはのび太の当初の目的を思い出せば導き出せる……容易く……っ!)

ドラ(しずかちゃんのところだ……っ!)


ドラ(わかりやすい……のび太の場合は特に……っ!)
ドラ(のび太は臆病者で……極単純……っ!目的物が目の前に無いと安心できない……っ!)
ドラ(それが心理……っ!)

348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 23:18:04.12 ID:ZOZbliioO
ドラ(そして私は把握している……っ!これまでの付き合いで、のび太の行動パターンを……っ!)
ドラ(続いて出来杉の心理状況……っ!)
ドラ(やはり狙っている……奴も……っ!しずかちゃんを……っ!)
ドラ(更に我々の行動が筒抜けだった様に……奴はのび太の行動も把握しているハズ……っ!)
ドラ(そして狩りに出る……っ!自ら……っ!)
ドラ(邪魔な輩は道具に狩らせ……大事な獲物がいる場所へは直々に下り立つ……っ!)
ドラ(確かにわからない……っ!奴が何故我々やのび太放置していたかは……っ!)


ドラ(だが奴は今確実に動き出した……っ!)

352 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 23:23:26.89 ID:ZOZbliioO
ドラ(わかっているんだ……穴がありすぎる……っ!)
ドラ(想定……っ!所詮は机上の空論を並べた戯言の様だが……)
ドラ(この穴だらけの推論が……現在で一番信憑性のある推論……っ!)
ドラ(偽物だ……っ!この出来杉は出来杉であって出来杉ではない……っ!)
ドラ(そもそも興味がなかったんだ……我々になど……っ!)


ドラ(出来杉は最初から我々の前になど出ていない……っ!)

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 23:32:23.37 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「ふぅー……ふぅー……っ!」
ドラ「止せジャイアン……っ!ソイツはまた一般人である可能性が高い……っ!」
ジャイアン「何もすんなっつーのか……?」
ドラ「そうだ……っ!ソイツはほっといてのび太を探しに行くんだ……っ!」
ジャイアン「無理だ……もう俺の理性は崩壊した……っ!」
ドラ「ぐぅ…………っ!!」
ジャイアン「行くならドラえもんだけで行け……!」
ドラ「落ち着け……っ!素数を数えるんだ……っ!」

357 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 23:42:12.16 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「月並みの台詞だけどよぉ……奴はしちゃあいけねー事をしたんだ……!!」
ドラ「くぅ……、くぅ……っ!」
ジャイアン「ここまでやられてよぉ……黙って見過ごせってぇのか!!?」
ジャイアン「あの時……スネオは……!!」


スネオ ……あ……りが……




 あ り が と う

361 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 23:46:48.71 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「そう言おうとしてたんだ……!」
ジャイアン「自分が消えようとしてるあの状況の中で、僅かに自我を取り戻して……!」
ジャイアン「最後に……俺に思いを伝える為に……!!」
ジャイアン「スネオはわかってたんだよ!!自分がもう戻らない事を……」
ジャイアン「なのに……礼を言いやがったんだぞ……!?」
ジャイアン「消してくれてありがとう……止めてくれてありがとう、ってな……!!」
ジャイアン「こんなになって……何も感じないってんなら……!」


ジャイアン「俺は人間をやめるぞッッ!!!ドラッッッ!!!」

364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 23:54:43.88 ID:ZOZbliioO
ドラ「…………っ!」
出来杉『クフッ、クフ!来るなら早く来て下さいよ。僕は何もしませんから』
ジャイアン「出ェ来ィ杉ィィィッ!!」
ドラ(ダメだ……止められない……っ!)


ドラ(この圧倒的慈愛……っ!)


ドラ(無力だ……っ!私は……っ!)
ドラ(ちっともジャイアンの……人間の役に立ってないじゃないか……っ!)


ドラ(何が22世紀最高峰の猫型ロボットだ…………っ!!)


365 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 00:05:36.69 ID:vNft6BuvO
出来杉『早く来て下さいよ。たけしくんに殺されるなら本望だと思いますよ?この僕』
ジャイアン「何を訳わかんねぇ事をいけしゃあしゃあと!!」
出来杉『わかると思いますよ?すぐに』
ジャイアン「うるせぇ――――ッ!!」


ボゴォッ!!


出来杉『ふぐぉぅっ!!』
ジャイアン「神様に初めて祈り事をしたぜ……!!」
ジャイアン「俺に……人殺しさせて下さい、ってな……!!」

368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 00:12:44.01 ID:vNft6BuvO
出来杉『んぅぅー、むぅぅ……』
ジャイアン「お前にできる事は俺にだってできんだよォ――ッ!!」


ドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!


ジャイアン「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!!!」


出来杉『ふぎぉっ……ホゥ……ッ』
ジャイアン「オラァァァッッ!!」


ブシャアッ……


出来杉『んんん!……ぬふっ……!』
ジャイアン「終わりだ……!!」


380 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 00:47:28.49 ID:vNft6BuvO


ドタッ……


出来杉『んふぅ……ぅ……痛……い』
ジャイアン「当たり前ェだろうが!!テメェはそれ以上の事をしやがったんだ!!」
出来杉『痛……いよ、お……ちゃ……』
ジャイアン「観念しろ」
ドラ「……っ!やっぱり……っ!」
ドラ「忠告した……っ!だから言ったんだ……っ!」
ドラ「やはり一般人だった……っ!その出来杉……っ」
ドラ「そしてあろうことか……その人間は……っ!」

384 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 00:54:55.11 ID:vNft6BuvO
ジャイアン「……お……前ェ……!!」
ドラ「予想はしていた……っ!だから忠告した……っ!」
ドラ「だが聞かなかった……っ!貴様は拒絶した……っ!」
ドラ「これがその結末だ…………っ!!」


ジャイ子「お兄……ちゃ……」


ジャイアン「うわぁぁ……ああああ!!ジャイ……子ォ……」
ジャイ子「血がぁ……止まらないのぉ……」


ジャイアン「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッ!!!!!」


387 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 01:01:16.05 ID:vNft6BuvO



のび太「着いた!」
しずか「ハァハァ、も~のび太さんったら、いつの間に足が早くなったのかしら……」
のび太「!!」
のび太「明らかに空気が変わった!」
のび太「この独特な雰囲気……僕は体感した事がある!」


のび太「やっぱり出来杉が拾ったのは"あの道具"!」

のび太「そして道具を使ったって事は……来る!」
のび太「出来杉はもう近くにいるハズだ!」

388 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 01:09:12.04 ID:vNft6BuvO
しずか「ちょっと何の話してるのぉ?出来杉さんもいるの?」
のび太「しずかちゃん……下がってて!」
しずか「えぇ~?のび太さんがここに連れて来たんじゃない」
のび太「いいから従うんだ!」
しずか「……変、やっぱりおかしいわのび太さん……」
のび太「出てきなよ、出来杉!」

『クフフ、いるってバレてましたか』


のび太「出来杉……!これが最初で最後の君と僕の命を賭けた喧嘩だ!」


392 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 01:15:54.97 ID:vNft6BuvO
出来杉『まぁまぁ、そんな熱くならずにちょっとお話しましょうよ』
のび太「好き放題やってくれたな……僕の計画はしょっぱなから狂ってしまった」
出来杉『僕はずっと家にいたんですけどねぇ』
のび太「言ってなよ……!(近づくのは危険だ……どうしよう)」
のび太(とりあえず距離をとらないと……そうだ、空気砲で威嚇しよう!)
出来杉『おや、何を出すのかな?』
のび太「空気砲!」
出来杉『んー、ないですね。それじゃ僕に傷一つ付かない』

396 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 01:22:30.82 ID:vNft6BuvO
ドンッ!


出来杉『出任せに打っても当たりませんよ』
のび太「……」


ドンドンドンッ!


出来杉『……?(おかしい、のび太くんは射撃が得意なハズ)』
出来杉(なのになんだろうな……この違和感は)
出来杉(何か狙ってるのか……?まぁ策がないにしろ、そろそろこちらから手を出すか)

404 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 01:46:37.57 ID:vNft6BuvO
>>399の前


ガシャァァ……


出来杉『!!!』
出来杉『僕の後ろの校舎が……崩れ』


ドシャァ!


のび太「このまま潰れてくれればいいんだけど」
のび太「そう甘くはいかないか」


出来杉『クフフ……見くびっていましたよ。怪我、しちゃいました』


のび太「やっぱりダメか……」
出来杉『終わりですか?だったら今度は僕から行きますよ』

399 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 01:36:59.19 ID:vNft6BuvO
のび太「クソ……(どんな攻撃をしてくるかわからない)」
のび太(困ったな……"あの道具"は出来る事が多すぎて……)
のび太(何をしてくるか予想がつかない!)
出来杉『心配しなくても大丈夫です』


出来杉『カラクリがわかったところで防げませんから』

405 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 01:47:20.61 ID:vNft6BuvO
のび太(……!クソッ、また更に空気が澱んだ!)
のび太(息苦しいよ……何て威圧感だ)
のび太(ドラえもん風に言えば……圧倒的威圧感……っ!だな)
出来杉『一つ助言しましょう』
のび太「!?」
出来杉『今から僕は君のお腹を殴ります』
のび太「何を言ってるんだ!?」
出来杉『わかっていても防げないという事を証明しますよ』
のび太「その前に僕に近づいてみなよ……絶対にさせないけど!」
出来杉『では、行かせてもらいます』

407 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 01:56:41.02 ID:vNft6BuvO
のび太(来るなら来い!近づいた瞬間、ドカンッ!だ!)


ッ……‥


のび太「おぼぇっ!」
出来杉『クフフフフフフ』
のび太「な……お腹にいきなり激痛が!」
のび太「殴られた!?いや絶対にありえないよ!」


のび太「出 来 杉 は ア ソ コ か ら 一 歩 も 動 い て い な い !」


409 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 02:01:08.80 ID:vNft6BuvO
のび太「結構な距離があるのに……しかも僕は確かにお腹しか痛みを感じなかった!」
のび太「一体どうやったんだ!?」
出来杉『僕が言った通りでしょう?わかっていてもどうしようもならないんです』
出来杉『次は殺すつもりでいきますよ』
のび太「クソォ……!」
出来杉『これは遊びではない。ましてや単なる子供同士の喧嘩ではないのです』


出来杉『殺し合いの覚悟はできましたか?僕はもうできています』




410 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 02:10:59.59 ID:vNft6BuvO
のび太「どうしよう……どうしよう」
のび太(奴の攻撃に対して僕はあまりにも無力だ……)
のび太(あの距離から僕に気づかれずに攻撃するなんて)
のび太(わからないよ……一体どうやって?)
のび太(どうすれば防げるだろう?せめて避けられれば……!)
のび太(あ!)
のび太(そうだ!攻撃を当たらなくする方法があるじゃないか!)


のび太(僕ごと姿を消せばいいんだ……石ころ帽を使ってて……!)

411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 02:11:49.06 ID:vNft6BuvO
のび太(実際には消えないけど……実質奴には僕が見えないハズ!)
のび太(見えたところで石ころ程度の認識……石ころに攻撃する奴なんてどこを探してもいない!)
のび太(そして奴の背後に回り込んで……)


のび太(一気にかたをつけるぞ!)


出来杉『さてと……何か道具を使うようですね』
出来杉『まぁ僕には関係ありませんが。次は君の腹をぶち抜きます』
のび太「やって見ろ!」
のび太(……よし、やった!見つけたぞ!)
のび太(死ぬのは君だ……出来杉!)


のび太(石ころ帽!)


417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 02:23:34.72 ID:vNft6BuvO
出来杉『……っ』
出来杉『クッ……!』
出来杉『……フフ。クハハハハハ!』


出来杉『さようならのび太くん……!!!』


ピチャッ‥ピチャッ‥


のび太「ッッッ!!!」
のび太「嘘……」


ブシュッ!!


のび太「がぁあぁぁあぁぁっ!!!」

419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 02:28:20.40 ID:vNft6BuvO
出来杉『流石はのび太くん……綺麗な鮮血です』
のび太「何で……何で……!」
のび太「当たる訳ない……こんなの嘘でしょう……?」
出来杉『事実ですよ?その傷も痛みも絶望も……クフッ!』
のび太「どうやったん……だ……」
出来杉『もういいじゃないですか。君は死ぬんだから』
のび太「……意識……意……識が……遠の……」
出来杉『大丈夫。しずかちゃんは僕が護りますから』
のび太「やめ……しずか……ちゃ……!」
出来杉『さようなら』


ズチャッ……‥‥


423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 02:32:01.65 ID:vNft6BuvO
のび太「…ァッ…ッ…ァッ……アァッ!」
のび太「くっ……うぅ……出来杉……行っちゃった」
のび太「負けたのか……?僕は」
のび太「パパ、ママ……しずかちゃんにスネオ、ジャイアン」
のび太「僕に力……を……貸し……て」
のび太「ドラ……え……もん……」


のび太「ドラえも――ん!!!」


438 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 02:48:03.79 ID:vNft6BuvO



ドラ「…………っ!!」
ドラ「聞こえた……っ、今確かに……っ!」


ドラ「助けを求めるのび太の声……っ!」


ドラ「殺られた……?まさか……っ!出来杉に……っ!」
ドラ「いや、大丈夫だ……っ!」
ドラ「仮にも我が主……っ!今ののび太は簡単には敗けはしない……っ!」
ドラ「しかしそれでも……もう二人……っ!」


ドラ「残るは私とのび太の二人になってしまった……っ!」



441 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 02:52:31.90 ID:vNft6BuvO
ドラ「ジャイアンは……もう終わった……っ!」
ドラ「奴はもう廃人同然……っ!」
ドラ「恨むな……っ!辛いのは一緒なんだ……私も……っ!」
ドラ「すまない……っ!貴様は捨てていく……っ!しかし……っ」
ドラ「しかと受け取った!!!貴様の誇りと遺志……っ!」


ドラ「私が受け継ぐ……っ!」

444 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 02:57:58.09 ID:vNft6BuvO
しずか「どこ行ったのかしらのび太さん……」
しずか「またドラちゃんの道具でおかしくなっちゃったのかしら」
出来杉『しずかちゃん』
しずか「アラ……?出来杉さんじゃなぁい」
出来杉『やぁ。今日は学校休みなのに何してるんだい?』
しずか「のび太さんに連れられて……アラ?出来杉さんこそ何で学校に?」


出来杉『やだなぁしずかちゃん。当然じゃないか』
しずか「ん~……?」


出来杉『所有者が自分の所有物を管理するのは』


451 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 03:07:49.38 ID:vNft6BuvO
しずか「何言ってるの……?」
出来杉『僕はね……しずかちゃん。君が好きなわけじゃない』
出来杉『君の顔が好きなんだ』
しずか「ハァ……?」
出来杉『君の顔を初めて見た時……下品なんだけど……クフッ!勃起しちゃってね……』
しずか「……!?」
出来杉『特別なんだよ?君は。僕に残されようとしている』
出来杉『君だけは……君の顔だけは生きるんだ……僕と共に』
しずか「……もう帰る!のび太さんといい出来杉さんといいみんなおかしいわっ!」
出来杉『そう……!僕と還るんだ……無に……!』
出来杉『僕と世の中を作り変えよう!人間もいらない、その後の繁栄もいらない……!』


出来杉『僕だけが生きる世界に……!!!』


457 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 03:13:16.39 ID:vNft6BuvO
しずか「……!?わからないわ!出来杉さんが何を言っているのか……」
出来杉『いい!それがいい!その無垢さも……好きですよ』
しずか「……!イヤ、来ないで!」
出来杉『その顔……もらったぞ……!』


しずか「イヤァァァ――――!!!!」

472 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 03:21:13.02 ID:vNft6BuvO
ドラ「……っ!この悲鳴は……しずかちゃん……っ!」
ドラ「学校だ……っ!奴はそこにいる……っ!」


ドラ「どこでもドア……っ!学校へ私を導け……っ!」


ガチャ


ドラ「……学校……っ!とうとう目標に接近した……っ!」

「遅かったじゃないか」

ドラ「……この声は……のび太……っ!生きていたか……っ!」
のび太「危なかったよ……もう少しでしずかちゃんがやられるところだった」
しずか「ドラちゃん!」
ドラ「しずかちゃんも……っ!よくぞ……よくぞ耐え抜いた……っ!」


473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 03:26:01.69 ID:vNft6BuvO
出来杉『また目障りな害虫が来ましたね』
ドラ「出来杉……っ!やっと辿り着いた……本物に……っ!」
ドラ「心して聞け……っ!貴様は私の逆鱗に触れた……っ!」
ドラ「過去に例を見ない屈辱……許されざる罪状……っ!」


ドラ「感じろ……っ!この圧倒的怒りを……っ!」


477 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 03:33:29.26 ID:vNft6BuvO
出来杉『やれやれ……ロボットは大人しく人間に従っていればいいんですよ』
ドラ「それだけか……?遺言は……っ!?」
出来杉『クフフ。どこをどう考えればそんな言葉が出てくるのか……』


出来杉『機械が思い上がった口を叩くなよ……!!!』


ドラ「ぐぅ……っ!」

481 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 03:43:23.68 ID:vNft6BuvO
ドラ(この雰囲気……やはり"あの道具"……っ!)
ドラ(だとしたら……ない……っ!防ぐ術が浮かばない……っ!)
出来杉『君の道具です。防ぎ様がないのは君自身がよくわかっているでしょう』
ドラ「わからないだろ……やってみなきゃ……っ!」
出来杉『じゃあ早くやって見せて下さいよ。相手は僕じゃありませんが』
ドラ「何……っ!?」

「空気砲!」

ドンッ!


486 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 03:48:26.37 ID:vNft6BuvO
ドラ「……っ!ひらりマント!!!」
のび太「ちぇ、避けられちゃったかぁ」
ドラ「……っ!?ハァ……っ!?」
ドラ「どういう事だ……のび太……っ!?」
のび太「どういう事って……ドラえもんを殺そうとしたんだよ」
ドラ「何……だと……っ!?」
のび太「しずかちゃんを狙ってるんだろ!しずかちゃんは誰にも渡さないぞ!」
しずか「私もドラちゃんなんて嫌いっ!」
ドラ「…………っ!?(わからない……っ!)」


ドラ(何を言ってるんだコイツらは……っ!?)

490 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 03:59:50.52 ID:vNft6BuvO
のび太「ドッカーンッ!」
ドラ「……っ!しまっ……っ!」


ドンッ!


のび太「ちぇ、またか」
ドラ「ぐぅぅ……っ!(あ、危なかった……今のは危なかった……っ!)」
ドラ(正に間一髪……っ!しかし今ので……マントは壊れてしまった……っ!)
ドラ(これも……出来杉の仕業……っ!?)
ドラ(いや、十二分に有りうる……っ!"あの道具"ならこのくらいの事……っ!)
ドラ(だったらもうこれしかない……っ!私に残された唯一の道筋……っ!)


ドラ(道具そのものを破壊する……っ!)

492 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 04:07:18.48 ID:vNft6BuvO
ドラ(だが最も肝心な部分……っ!私のこれからを左右する運命の鍵が……っ)
ドラ(どこにもない……っ!見当たらないんだ……"あの道具"が……っ!)


ドラ(も し も ボ ッ ク ス が … … っ !)


ドラ(クソッ、ついてない……何もかも上手くいかない……っ!)
ドラ(よりによって今……っ!一番必要な時に限って……っ!)


ドラ(とりよせバッグが壊れている醜態……っ!)


ドラ(もっと普段からマメに点検しておくべきだった……っ!修理も……っ!)
ドラ(遅い……っ!いつもそうだ……っ)


ドラ(後悔するのが遅すぎるんだよ私は……っ!)




493 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 04:16:30.00 ID:vNft6BuvO
ドラ(だが今後悔している暇などい……ひたすら考えろ……っ!)
ドラ(絶望を希望に変える……逆転の発想……っ!)
ドラ(状況を整理し……パズルを組み合わせろ……っ!)
ドラ(端っこだけでもいい……っ!掴みとるんだ……ヒントを……っ!天よ……っ)


ドラ(今一度……っ!私に圧倒的閃きを…………っ!!)


497 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 04:26:05.67 ID:vNft6BuvO
ドラ(……よし……っ!さえてきた……素数を数えるまでもない……っ!)
ドラ(もしもボックスはここにはないが……近くには絶対ある……っ!)
ドラ(何故ならば……遠くに放っておけば誰かが知らずに使用してしまう可能性があるからだ……っ!)
ドラ(我々が昔部屋に放置した時も……いつの間にか無くなっていた……っ!)


ドラ(捨てられてしまったんだ……ママに……っ!)


498 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 04:32:40.24 ID:vNft6BuvO
ドラ(その上……出来杉の性格上、いつでも道具を使えるように……)
ドラ(やはり近くに置いておきたいと考えるハズ……っ!)


ドラ(あぁ…………っ!!)

ドラ(繋がった……っ!この少ない情報と状況を頼りに、私は閃いた……っ!)
ドラ(ここにきての圧倒的打開策……っ!その全貌が……っ)
ドラ(見えてきた……っ!奴が求める最良の条件を満たした場所が……っ!)
ドラ(この近くで……誰もおらず、尚且つ誰が来ても入れない場所……っ!)


ドラ(学校の中……っ!)




499 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 04:41:43.60 ID:vNft6BuvO
ドラ(今日に限って宿直の先生もいないなんて……っ!)
ドラ(やはり奴は狙っていたんだ……格好の機会を……っ!)
ドラ(そして納得がいく……奴が今日まで我々に手を下さなかった意図が……っ!)


ドラ(奴は水面下で着々と準備を整えていたんだ……っ!我々の知らぬ間に……っ!)

502 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 04:48:50.21 ID:vNft6BuvO
ドラ(こんな小さい子供が……ここまで……っ!)
ドラ(大した奴だ……っ!)
ドラ(だが一つだけわからない……っ!学校の中のどこにもしもボックスがあるのか……っ!)
出来杉『さてと、満を持して君の破壊作業を行わせてもらおうかな』
ドラ「くぅ……っ!(どうする……っ!?)」
ドラ(迷っている暇は……ない……っ!一番近いあそこの部屋だ……っ!)
ドラ(だがもし外れだったら……?)


ドラ(全てが終わる……っ!私も……世界も……っ!)

504 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 04:54:18.60 ID:vNft6BuvO
ドラ(しかし方法がないんだ……これ以外には……っ!)
ドラ(決意しろ……っ、ドラえもんよ……っ!)
ドラ(未来を掴む鍵は……もしもボックスじゃない……っ!)


ドラ(私が今取るべき行動だ…………っ!!)


出来杉『僕が直接……君を破壊してあげます』
出来杉『感謝して下さいね?クフフフ』
ドラ(時は来た……っ!)


ドラ「ザ・ストップウォッチ……っ!」


ポチッ




505 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 04:55:03.77 ID:vNft6BuvO
出来杉『――――』

ドラ(私の運命が決まる……この9秒間で……っ!)
ドラ(走れ……っ!走るんだ……っ!)
ドラ(これは明日へと繋がる名走か……地獄へと墜落する果てなき迷走か……っ!)
ドラ(今……全てが明らかになる……っ!)


ドラ「通り抜けフープ……っ!」


ファーン……


ドラ「よし……っ!まだ時間は残っている……っ!」
ドラ「後はこの部屋に……もしもボックスがあるか……っ!ないのか……っ!」


ドラ「…………っ!!あ、あぁ…………っ!!!」


564 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 09:57:35.62 ID:vNft6BuvO
ドラ「……っ!……っ!」
ドラ「おぉ……っ!おぉ……っ」



ドラ(――――あったッ!!!!)


ドラ(天は私に……未来を与えた……っ!)
ドラ(それは神のみぞ知る答え……っ!命を賭けた人生最大の大博奕……っ!)
ドラ(前を向いて走った……っ!だから手に入れた……未来への切符を……っ!)


ドラ(見ろ!!!ドラえもんよ……これが僥倖だ…………っ!!)


ドラ(こんな奇跡みたいな事……っ!僥倖……僥倖……っ!なんなる僥倖……っ!)




565 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 10:05:51.93 ID:vNft6BuvO
ドラ(後は……もしもボックスを壊すだけだ……っ!)


ドシャァァッ!!!


ドラ「終わりだ……っ!これで……っ!」
ドラ「長かった……っ!ジャイアンは廃人と化し……っ!」
ドラ「パパやママ……スネオは死んでいった……っ!だがそれも……っ」


ドラ「全て元通りだ……っ!」



出来杉『――……何っ!?』
出来杉『ドラえもんはどこだ!?』
出来杉『まさか……バレたのか……!』
出来杉『クッ……油断し過ぎていたか。だがわかっていないな』


出来杉『君は更に悲劇を生み出したんだよ』


566 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 10:06:09.66 ID:vNft6BuvO
ドラ(後は……もしもボックスを壊すだけだ……っ!)


ドシャァァッ!!!


ドラ「終わりだ……っ!これで……っ!」
ドラ「長かった……っ!ジャイアンは廃人と化し……っ!」
ドラ「パパやママ……スネオは死んでいった……っ!だがそれも……っ」


ドラ「全て元通りだ……っ!」



出来杉『――……何っ!?』
出来杉『ドラえもんはどこだ!?』
出来杉『まさか……バレたのか……!』
出来杉『クッ……油断し過ぎていたか。だがわかっていないな』


出来杉『君は更なる悲劇を生み出したんだよ』

568 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 10:09:58.81 ID:vNft6BuvO
ドラ「……っ!そうだ、のび太も元に戻っているハズ……っ!」
ドラ「戻ろう……さっきの場所へ……っ!」
出来杉『!!来たか……』
ドラ「……っ!?あ……っ!?」
ドラ「何故のび太が倒れているんだ……っ!?しかも……血を流して……っ!」
ドラ「それにしずかちゃん……っ!ない……ないぞ……っ」


ドラ「首から上がない…………っ!!」

572 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 10:19:46.26 ID:vNft6BuvO
出来杉『やぁ、どうしたんですか?驚いた顔をして』
ドラ「なぜ……?何故だ……っ!?もしもボックスは壊したハズ……っ!」
ドラ「元に戻るどころか……こんな結果になるなんて……っ!」
ドラ「ありえない……っ!絶対に夢だ……っ!」
出来杉『夢じゃないよ。クフフッ!元に戻したんじゃないか。君が!』
ドラ「ふざけるな……っ!これのどこが元通りなんだ……っ!?」
出来杉『元通りですよ。僕がさっきもしもボックスを使うまでとね』
ドラ「……っ!?」
出来杉『22世紀もそんに進歩していないようですね』
ドラ「貴様……っ!まさか……っ!」


ドラ「改造(イジ)ったな…………っ!!」




573 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 10:26:03.85 ID:vNft6BuvO
出来杉『クフッ!まぁまさか本当に壊されるとは思いませんでしたが』
出来杉『僕は完璧主義なんでね。使う度に事象は蓄積していき……』
出来杉『破壊された場合は前回の世界までしか戻らぬ様プログラムしておきました』
ドラ「貴様……本当に小学生か……っ!?」
出来杉『まぁ体は小学生ですよね』
ドラ「……っ!?どういう意味だ……っ!」


出来杉『クフフ。まぁ精神年齢とはちょっと違うんですが……僕は34歳ですよ』


ドラ「な……っ!気でも狂ったか……っ!?」
出来杉『僕を産み出したのは……君達ですよ?』
ドラ「…………っ!?」

578 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 10:37:38.33 ID:vNft6BuvO
出来杉『ある男の子のお話をしましょうか』

出来杉『彼はとても頭がよく、人柄もよいので人望もありました』
出来杉『しかし……彼には本当の友達はいませんでした』
出来杉『彼の優秀な才能を妬む者がいたのはもちろん、友達のつもりの人々も彼を理解していなかったのです』
出来杉『彼はその事に自分で気づいていました。そして意外にも彼は一人が嫌いだったのです』
出来杉『彼は努力しました。人に好かれようと……』
出来杉『勉強を教えてあげたり、家に読んで料理を振る舞ったり……』



580 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 10:44:52.40 ID:vNft6BuvO
出来杉『しかしそれでも……誰一人として彼の本当の名前を呼んでくれる人はいなかったのです』


ドラ「……っ!お前の事か……?その男とは……っ!?」
出来杉『クフッ!話は最後まで聞きなさい』

出来杉『色々努力したにも関わず結局一人だった彼は自分の殻に閉じ籠りました』
出来杉『そして段々現実逃避をする様になり……やがて彼は考えるのを止めました』


584 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 10:51:19.68 ID:vNft6BuvO
出来杉『すると彼の中に、彼の意思とは別の何者かが出現する様になりました』
出来杉『徐々にその回数は増え、とうとうその何者かはもう一人の彼となったのです』
ドラ「貴様……っ!」


出来杉『お察しの通り……その時生まれたのが僕です』

587 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 10:58:51.78 ID:vNft6BuvO
ドラ「二重人格者……っ!やはり間違っていなかった……っ!)」
ドラ(私が感じた違和感……っ!小学生とは思えない出来杉の言動……っ!)
ドラ(言うなれば全て別人の思考と動機……っ!)
ドラ(しかし一つ解せない事……それは……っ!)


ドラ(何故出来杉が二重人格者と化したか……っ!)


ドラ(私にしろのび太にしろ……みんな、出来杉に対し普通に接していたハズ……っ!)
ドラ(奴が不満を感じる様な事……何一つないハズだ……っ!)

590 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 11:12:32.84 ID:vNft6BuvO
出来杉『名前ですよ』
ドラ「……っ!名前……っ!?」
出来杉『彼の名前は出来杉じゃない』


出来杉『出 木 杉 だ』


ドラ「――――――――ッッッッ!!!!!!!」
ドラ「馬……鹿な…………っ!!」
ドラ(なんという盲点!!!)
ドラ(今まで……誰一人気づかなかったなんて……っ!)

740 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 18:50:53.28 ID:vNft6BuvO
ドラ(地獄だ……確かに……っ!)
ドラ(ずっと……誰からも名前を呼ばれずに……っ!)
ドラ(仮にもまだ小学生の小さい子供が……一人で耐えていたんだ……っ!結局……っ)


ドラ(我々なんだ……っ!この状況を作り上げたのは……っ!)


出来杉『僕は他人ながらも……まぁ自分を他人というのはおかしいですが』
出来杉『彼をとても不憫に思いましてね。彼の哀しみをくんだ結果……』


出来杉『世界中の人間を皆殺しにしようと決意しました』


758 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 18:58:41.26 ID:vNft6BuvO
ドラ「過剰だ……っ!歪み過ぎている……っ!」
出来杉『そして自惚れでも何でもなく、僕ならそれができる』
ドラ「させるか……っ!貴様のその圧倒的願望は……っ」


ドラ「奈落の底へ突き落とす……っ!二度と這い上がれぬよう……っ!」

775 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 19:08:35.01 ID:vNft6BuvO
のび太「ドラ……えも……」
ドラ「……っ!のび太……っ!」
のび太「来てく……た……やっぱり……」
ドラ「当たり前だ……っ!(マズイぞ……この出血量は……っ!)」
のび太「しずかちゃ……は……」
ドラ「(……っ!)大丈夫だ……っ!彼女は無事家へ帰った……っ!」
のび太「よかっ……。ねぇ……ドラ……も……」
ドラ「何……だ……っ!」
のび太「僕……死ぬ……の……?」


779 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 19:18:16.17 ID:vNft6BuvO
ドラ「……っ!のび……太……」
のび太「今ま……で、ごめん……ね……」
ドラ「のび……太……くん……っ!」
のび太「ドジで……のろまで……ドラ……もんに迷惑ばっか……り……」

ドラ「そんな事……ない……っ!」
のび太「でも……ドラえも……に……会えて……よかった……よ……」
ドラ「のび太くん……」
のび太「ドラもんは……僕のこ……好き……?」
ドラ「うん……!」
のび太「よかっ……た……僕も大……好きだよ……」
ドラ「うん……うん……!」
のび太「ねぇ……ドラえ……もん……」
ドラ「うん……?」
のび太「‥‥……――――」
ドラ「のび太くん……のび太くん……!?」
ドラ「のび太くん…………っ!」


785 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 19:25:06.05 ID:vNft6BuvO
出来杉『ゴキブリ並の生命力ですね。やっと死んだか』
ドラ「黙れ……っ!」


ドラ「貴様にのび太くんを愚弄する資格などない……っ!」


出来杉『それは失敬。しかし……君達が虫けらなのは変わらないよ』
ドラ「許さんぞ……っ!貴様は絶対に……っ!」
出来杉『そうですか。その自信はどこからくるんだか』
ドラ「言うまでもない……っ!継承の力があるからだ……っ!」
出来杉『継承の力……?』

789 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/12(火) 19:36:17.95 ID:vNft6BuvO
ドラ「私はジャイアンの誇りと意志、今は亡きスネオとのび太くんから信頼を受け継いだ……っ!」
出来杉『なるほど。しかし僕には何の影響もない話ですね』
出来杉『むしろ僕にとって一番脅威なのは……』


出来杉『君のその四次元ポケット……!!!』


出来杉『まぁ万が一がある。そのポケット奪わせてもらいますよ』
ドラ「やってみろ……っ!出来るものならば……っ!」

まだ続きます。
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のび太「決めたよドラえもん、出来杉を殺す」 その3
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のび太「決めたよドラえもん、出来杉を殺す」

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モンエラド : 2008年10月28日(火) 18:18 URL edit
ドラえもん・・・。
モンエラド : 2008年10月28日(火) 18:21 URL edit
ドラえもん・・・。
めけ : 2008年11月11日(火) 22:44 URL edit
どらえおーん
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