のび太「決めたよドラえもん、出来杉を殺す」::読み物コピペまとめ
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のび太「決めたよドラえもん、出来杉を殺す」

2008-02-11 ; 読み物コピペまとめ

半年ぶりくらいに某掲示板を見てみると、おもしろそうなスレッドがありました。
落ちちゃう前に自分が読めるようにコピーしときます。

長いので続きからどうぞ。
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 06:18:02.80 ID:ZOZbliioO
ドラ「なんだって……っ!?」
のび太「どのみちしずかちゃんを奪い合う運命なんだ、だったら先に仕掛ける」
ドラ「愚かな……っ!貴様……正気か……っ!?」
のび太「もちろん証拠なんか残さないよ。ただその為には君の力が必要だ」
ドラ「なるほど……だが……っ!」


ドラ「断固拒否だ……っ!」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 06:20:37.37 ID:ZOZbliioO
ドラ「貴様の、力を貸して欲しいという願いに対し……」
ドラ「私は絶大なる覚悟を持って断らせてもらおう……っ!」
のび太「なんで?」
ドラ「なんたる愚問……っ!答える気力など一切沸かない……」


ドラ「圧倒的愚問……っ!」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 06:22:08.61 ID:ZOZbliioO
のび太「ぐもんってなに?」
ドラ「本気か……?本気なのか……っ!?」


ドラ「コイツ本気でわかっていないのか……っ!?」


のび太「で、手伝ってくれると?」
ドラ「……貴様は出来杉を殺す手の内を私に晒さずに協力を申し出るのか……?」
ドラ「貴様だったらどうなんだ……?勝算のないギャンブルに手を出すのか……っ!?」
ドラ「ありえない……微塵の欠片も……っ!」
ドラ「だがそれがセオリー……っ!それが通常の思考回路というもの……っ!」
のび太「バカだなぁドラえもんは」
ドラ(……っ!?)
のび太「勝ちが見えているギャンブルなんて……」


のび太「何も燃えやしないよ」

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 06:25:38.33 ID:ZOZbliioO
ドラ(…………っ!…………っ!)


ドラ(不覚……っ!)
ドラ(今まで私はコイツを……見下していた……っ!)
ドラ(ジャイアンにイジメられ……スネオにも蔑まれ……っ)
ドラ(女であるしずかに同情されるという醜態……っ!)
ドラ(俺がコイツなら……)


ドラ(間違いなく死を選ぶ……っ!)


ドラ(恥ばかり晒し……情けない……っ!)
ドラ(生きている価値など見い出せない……っ!)
ドラ(それを私は半ば嘲笑し……哀れんでいた……っ!)
ドラ(私の道具もまともに扱えない愚図……っ!)
ドラ(何ど過ちを繰り返しても学べない、この学習能力の無さは……っ)


ドラ(生きるにおいて最も……致命的……っ!)

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 06:32:04.95 ID:ZOZbliioO
ドラ(だから私は諦めていた……っ!)
ドラ(コイツの未来は変えられない……っ!)
ドラ(どんな道具を駆使したところで……皆無……っ!)
ドラ(そして勝手に想像していた……っ!)
ドラ(コイツのなれの果て……何も変わらず、落ちぶれていく姿を……っ!)
ドラ(そして今……私のその誤った未来像は……っ)


ドラ(幻覚……虚像と化した……っ!)


ドラ(もはやそれは期待にまで至る感情……それもまた……)


ドラ(見事な迄に裏切られた……っ!)

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 06:33:08.61 ID:ZOZbliioO
ドラ(しかしこれは嬉しい誤算……っ!)
ドラ(私にとってこれ以上ない転機が訪れた……っ!)
ドラ(今思えばあの時も……否、全ての失敗に納得がいく……っ!)


ドラ(布石……っ!)


ドラ(もしコイツがあらゆる場面を想定しての……道具本来の使い方とは別の……っ!)


ドラ("別の目的"の為の失敗だとしたら……っ!?)

ドラ(あ、あぁ…………っ!!)
ドラ(繋がる……っ!全ての辻褄が合う……っ!)
ドラ(全てはこの時為……っ!壮大なる……)


ドラ(圧倒的計画……っ!)

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 06:33:11.73 ID:O48lx5WF0
ドラ(だから私は諦めていた……っ!)
ドラ(コイツの未来は変えられない……っ!)
ドラ(どんな道具を駆使したところで……皆無……っ!)
ドラ(そして勝手に想像していた……っ!)
ドラ(コイツのなれの果て……何も変わらず、落ちぶれていく姿を……っ!)
ドラ(そして今……私のその誤った未来像は……っ)


ドラ(幻覚……虚像と化した……っ!)


ドラ(もはやそれは期待にまで至る感情……それもまた……)


ドラ(見事な迄に裏切られた……っ!)

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 06:45:50.43 ID:ZOZbliioO
のび太「僕の話に乗ってくれる気になってきたかな?」
ドラ「く……っ!(どうする……、どうする……っ!?)」
のび太「じっくり考えていいよ。時間はたっぷりあるし」


ドラ(違う……ないんだ……っ!)




31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 06:47:17.77 ID:ZOZbliioO
ドラ(コイツは……出来杉の恐ろしさを知っている……っ!)
ドラ(無論、私だって……っ!)
ドラ(下手をすれば……この情報は既に奴の耳元まで届いている……っ!)
ドラ(私は今決めなければならない……っ!)


ドラ(今が決断の時…………っ!!)


ドラ(過去を捨て、全ての事象を無に戻す格好の機会……っ!)
ドラ(言うなればこれが……っ)


ドラ(ラストチャンス……っ!)




32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 06:49:35.02 ID:ZOZbliioO
のび太(……ククク)
のび太(やっぱりバカだなぁドラえもん)
のび太(こんな薄っぺらい言葉に感化されちゃって……ww)
のび太(僕は知ってるんだよ。君も僕を見下している事を)
のび太(始めから僕に味方なんていない)


のび太(己意外は全て敵!!!)

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 06:51:21.32 ID:ZOZbliioO
のび太(だけど利用できる物は利用させてもらうよ)
のび太(使えなくなったら捨てちゃうけど……www)
のび太(さてと……)
のび太「どうするの?」


ドラ「……っ!わかった……っ!」
ドラ「私は押し負けた……っ!貴様のその圧倒的自信に……っ!」


ドラ「貸してやる……っ!私のこの力…………っ!!」




34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 06:54:38.17 ID:ZOZbliioO
のび太(フフフ……フフフフ……アーッハッハッハッハッハッ!!!)
のび太(ちょろいなぁ22世紀の"失敗作"は……ww)
のび太(だけどその"失敗作"に頼らなきゃならない僕も……)
のび太(……違う!僕は無力じゃない!)
のび太(僕は利用する側の人間なんだ!それをコイツで証明してやる!)
のび太(そもそも出来杉さえいなければ……僕はこのままで構わないのに)
のび太(出来杉ィィ……)


のび太(し ず か ち ゃ ん は 渡 さ な い ! !)





35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 06:55:32.46 ID:ZOZbliioO
のび太「作戦を説明するよ」
ドラ「早く……、早くしろ……っ!」
のび太「焦んないでよ。心配しなくても部屋の盗聴機類は全て取り除いたから」
ドラ「……っ!(コイツ……気づいていた……っ!)」
ドラ(いや……っ!やはりと言うべきか……)


ドラ(この部屋は監視されていた……っ!)

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:01:16.01 ID:ZOZbliioO
ドラ(おかしいと思ったんだ……っ!まだ真っ昼間だというのに、この薄暗さ……っ)
ドラ(コイツは外から見えぬ様、カーテンを閉めきっていた……っ!)
ドラ(しかも私が気づかない内に……当然の様に……っ!)


ドラ(ごく普通の日常と変わらぬ仕草で……っ!)


ドラ(コイツ……読めない……っ!)
ドラ(いつの間にこんな……底が見えない……っ!)


ドラ(コイツは一体誰だ…………っ!?)

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:02:49.22 ID:2kTXpgwZO
スネオ「憎悪の空より来たりて…」

ジャイアン「正しき怒りを胸に…」


ジャ、スネ「我等は魔を断つ剣を執る!!」




43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:05:15.11 ID:ZOZbliioO
のび太「驚く事はないよ、相手は出来杉なんだから。このくらい当然さ」
ドラ「あ、あぁ……そうだな……」
のび太「じゃあ続けるよ。とりあえず君には味方を増やして欲しい」
ドラ「なるほど……一見当たり前の事だが……」
ドラ「対出来杉に関しては最も合理的……っ!」




44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:06:44.21 ID:ZOZbliioO
のび太「彼は天才故に馴れ合いを嫌うからね」
ドラ「そこから貴様が選び抜いた結論は……質より数か……っ!」
のび太「卑怯だと思うかい?」
ドラ「いや……他にない……っ!」
ドラ「これが最低レベル……だが最良の策だ……っ!」
ドラ「結構……大いに結構……っ!」
のび太「じゃあ決定だね。」

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:11:56.67 ID:ZOZbliioO
ドラ「一つ!質問していいか……?」
のび太「なんだい?」
ドラ「必要なのは……100人……200人……?何人だ……っ!?」
のび太「2人でいいよ」


ドラ「…………っ!?」


のび太「ジャイアンとスネオだけでいい」


ドラ(馬鹿な……、馬鹿な……っ!)
ドラ(2人……だけ……っ!?)

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:15:53.04 ID:ZOZbliioO
ドラ(ありえない……コイツの考えている事が理解できない……っ)
ドラ(コイツには閃いているのか……?)


ドラ(私の想像を遥かに超越する圧倒的打開策……っ!)


ドラ(ない……見えない……コイツには見えているであろうビジョンが……っ!)
ドラ(苦策か……奇策か……どちらにせよ……っ)
ドラ(望むところだ……っ!)


ドラ(結構……大いに結構!!!)

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:22:17.02 ID:ZOZbliioO



スネオ「ジャイアン、そろそろそのゲーム返してよ~」
ジャイアン「うっせーなぁ!!今いいとこ何だよぉ!!」
スネオ「もう帰らなきゃママに怒られちゃうよ~」
ジャイアン「なーんーかー言っーたーかぁーぁ?」
スネオ「……んもぅ~!」
ジャイアン「あぁっ!!クソォッ!!死んじまったじゃねぇかよぉ!!」
スネオ「ぼぼぼ僕のせいじゃないでしょ~?」
ジャイアン「スゥーネェーオォー!!」


ドラ「ヤメロ……っ!」

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:25:38.70 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「あぁ?ドラえもんかよぉ、邪魔すんなっつーのっ!!」
スネオ(助かった……かな?)


ボコッ!!


スネオ「いったぁ~い!」
ジャイアン「もう少しでクリアだったんだぞコノヤロォー!!」
スネオ「うわぁ~はぁ~ん、ヒドイよジャイア~ン」


ドラ「聞こえないのか……っ!?ヤメヤガレ……っ!」


ポチッ




61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:28:21.64 ID:ZOZbliioO


ドラ「動け……っ!」


ジャイアン「……!!な、なんだぁー!?」
スネオ「ぼ、僕たちいつの間にか縛られてるよ~!」

ドラ「ザ・ストップウォッチを使った……っ!」


ジャイアン「ザ・ストップウォッチィ!?」
スネオ「ママ~~~!」




62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:32:07.45 ID:ZOZbliioO
ドラ「止めるんだよ……時を……っ!」
ドラ「その間僅か9秒……っ!だが私にとってはほんの9秒弱でも……」


ドラ「貴様ら相手なら一生の地獄を味わせる事も可能な9秒間……っ!」


ジャイアン「なぁーんだよーぅ、そこまでしなくてもいいじゃんかよぅ!!」
スネオ「……(返事がない、(ry )」

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:35:36.30 ID:ZOZbliioO
ドラ「貴様ら次第なんだ……私が貴様らをどう扱うかは……っ!」
ドラ「何故気づかない……っ!?ここまで追い詰められないと分からないのか……っ!?」
ドラ「やはりゴミか……所詮は貴様らも……っ!」
ドラ「私が仲間にするに値しないと判断すれば……」
ドラ「貴様らを処刑する許可を得ている……っ!」


ドラ「私だ……っ!今この時を支配しているのは……っ!」




64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:39:35.11 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「……ちょっと待ちな、仲間がなんだって?」
ドラ「話しを聞きたいならまずその役立たずを起こしてもらおう……っ!」
ジャイアン「起きろスネオ!!」


ガッ


スネオ「イデェッ!」
ジャイアン「起こしたぜ」
ドラ「良かろう……話してやる……っ!」


ドラ「これが……のび太の圧倒的計画だ……っ!」

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:41:08.26 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「こ、これはぁ……!!」
スネオ「え?なになに?」
ドラ「どうする……?これはチャンスだ……っ!」
ジャイアン「チャンス……?」
ドラ「毎日飽きる事なく空き地に入り浸り……隣のガラスを割り……っ」
ドラ「誰に何度叱られようが懲りる事なくくだらないいたずらばかり……っ!」


ドラ「恥ずかしくならないのか……っ!?」




66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:44:38.71 ID:ZOZbliioO
ドラ「今まで貴様らがしてきた事は全て無駄の塊……っ!」
ドラ「変わるんだ……っ!今こそ……っ!」
ドラ「下手くそな意思表示ではなく……明確な目的を持ち……っ」
ドラ「それを実行し実現する力を手に入れるんだ……っ!」
ジャイアン「……俺に人の下につけって言うのか?」

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:45:08.74 ID:ZOZbliioO
ドラ「強制はしない……だが貴様自身が既に気づいているハズ……!」
ドラ「大切なのは己の意思……っ!本能に従え……っ!」


ドラ「自分に正直になるんだ…………っ!!」


ジャイアン「……面白ぇじゃねぇか」
スネオ「ねぇ何の話してるのさ?」
ジャイアン「お前……いや、あなたの事はDRA様と呼ばせて頂く」
ドラ「好きにしろ……っ!だが忘れるなよ……」
ドラ「従うべき王は……のび太だ……っ!」


ジャイアン「さぁのび太の……我が主のもとへ……!!」

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:54:19.32 ID:ZOZbliioO
スネオ(なになに?どういう事?)
スネオ(何でのび太んち行くの?遊ぶの?)
スネオ(映画の時みたいに嫌な予感するの気のせい?)
スネオ(僕絶対行かないよ宇宙とか原始時代とか未来戦争とか)
スネオ(早く帰ってママのカマンベールチーズケーキ食べたいなぁ)
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 07:59:54.50 ID:ZOZbliioO
スネオ(そもそもジャイアン何で自分の物の様にゲーム持ってるんだ?)
スネオ(そろそろ警察沙汰にならないと分からないのかな?)
スネオ(思ったけどパパに頼めば剛田酒店潰せるんだよね)
スネオ(けどそれじゃ勝った気がしないなぁ)
スネオ(もっと、こう……精神的に追い詰めるのがいいな)
スネオ(あ、のび太んち着いた……ま、後でいいか)




75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 08:01:33.25 ID:ZOZbliioO
ドラ「……っ!」
ジャイアン「なんだぁ、誰もいねぇのか?」
ドラ「敵は……やはり強大だった……っ!」
ジャイアン「っ……!?何か鉄臭くねぇか?」
ドラ「マズイ……マズイぞ……っ!」


ドラ「もう死んでしまったか……っ!?のび太……っ!」


スネオ「ひ、うひゃああああっ!」
ジャイアン「どうしたスネオ!!?」
スネオ「いひ、死ひ、死んでる……!?」
ジャイアン「鉄臭ぇのはこれが原因か……!!」


ドラ「パパ……っ!ママ…………っ!!」

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 08:12:15.54 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「なんだこりぁあ……死んだのに気づいてない様な顔してやがる」
スネオ(帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい)
ドラ「これは……どこかで……っ!?」


ドラ「あ、あぁ…………っ!!」




84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 08:13:11.02 ID:ZOZbliioO
ドラ「一つ、足りなかった……っ!」
ドラ(無くしたと気づいていたのに……っ!)
ドラ(いつもならすぐ探しに行く……っ!)
ドラ(何故ほったらかしにしたんだ……っ!?よりによってあの道具を……っ!)
ドラ(全て私の責任……っ!この事態を招いたのは私だ……っ!)
ドラ(初めてだ……こんな醜態は……っ!)


ドラ(なんという圧倒的屈辱……っ!)

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 08:20:51.79 ID:ZOZbliioO
ドラ(拾われていたんだ……っ!しかも考えられる最悪のケースは……っ!)
ドラ(恐らく……いや、確実に……拾ったのは奴……っ!)


ドラ「出来杉……っ!拾ったのは間違いなく出来杉だ……っ!」


ドラ(どこでもドアやタケコプター……毎回使っている大事な道具……っ!)
ドラ(しかしそれすら……っ!ゴミに見えてしまうほど……っ)
ドラ「危険だ……っ!あの道具は……っ!」
ジャイアン「DRA様!!」
ドラ「どうした……っ!?」
ジャイアン「のび太は大丈夫なのか!?」
ドラ「……っ!に、二階に向かうんだ!!!」

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 08:25:56.11 ID:ZOZbliioO
ドラ(クソッ……、クソッ……っ!)
ドラ(出来杉の事で回路はショート寸前……っ!)
ドラ(あろうことか……主であるのび太の事を忘れるなんて……っ!)
ドラ(またしても屈辱……私のプライドは……ズタズタに切り裂かれた……っ!)

ドラ(22世紀最高峰を誇るこの猫型ロボットの私が…………っ!)

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 08:32:01.41 ID:ZOZbliioO
ドラ(ここまで私が動揺するなんて……っ!)
ドラ(許さない……絶対に許されるものか……っ!)
ドラ(あってはならないんだ……っ!こんな事……っ!)
ドラ(わかっているのか……?こんな屈辱……っ!)


ドラ(楽には死ねないぞ……っ!?出来杉……っ!)



93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 08:35:01.34 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「ワリィなのび太、この襖……ブチ破るぜ!!」


ドガシャアッ!!


ジャイアン「のび太!!いるか!?いなくても出てこい!!」
ドラ「のび……っ!コ、コイツは……っ!」

『やぁ、君達』



ALL「出来杉…………っ!!」

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 08:46:48.85 ID:ZOZbliioO
出来杉『大丈夫ですよ、心配しなくても。君達の探している人には逃げられたみたいです』


ドラ「貴様……っ!よくもぬけぬけと姿を表せたもんだな……っ!」
出来杉『いやぁ普通に友達の家に遊びに来ただけなんですがねぇ』
ドラ「抜かせ……っ!狐の皮を被ったペテン師め……っ!」
出来杉『……何を言っているのか全然わからないんですが』
ドラ「誤魔化すな……っ!今更見苦しいと思わんのか……っ!?」
出来杉『……クフフ』

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 08:52:20.06 ID:ZOZbliioO
ドラ「貴様は狙っていた……っ!この瞬間をずっと……っ!」
出来杉『……さぁ?何の事やら……』
ドラ「私の道具を拾った時から……あるいはもっと遥か昔から……っ!」


ドラ「貴様の計画は始まっていた…………っ!!」


出来杉『……クフフ。有意義に使わせてもらっていますよ』
ドラ「ジャイアン!!!出来杉に右ストレートをぶちかませ……っ!」
ジャイアン「お安い御用だぜ」

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 08:57:49.50 ID:ZOZbliioO
出来杉『当たりませんよ、そんなもの』
ジャイアン「くらってから後悔しやがれ!!」

ビュンッ!!

ドラ「ジャイアンの右手に……っ!」
ドラ「ビッグライト!!!」
出来杉『でかっ……』

ブチュッ

ジャイアン「あれ?居たのか?」
ジャイアン「ワリィなぁ……虫かと思って潰しちまったよ」
ドラ「……っ!!」


ドラ「やられた…………っ!!」


スネオ「ひぇいやあああああああ!!!」
ジャイアン「おい……嘘だろぉ……!!?」

「ガッ、ゴフッ……」



ジャイアン「先生ぇぇぇ――――!!!!!」

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 09:06:07.63 ID:ZOZbliioO
ドラ「くぅ……、くぅ……っ!」
ドラ「やっぱり使っていやがった……っ!"あの道具"……っ!」
スネオ「マァマァァ~~!」
ジャイアン「先生ェ……先生ェ……」
ドラ「そこまでだ……っ!」
ジャイアン「DRA様……?」
ドラ「悲しんでいる暇なんてないんだ……っ!これから先……戦いの中に身を置くなら……っ!」
ジャイアン「ぐっ……」
ドラ「置いて行くんだ……っ!哀しみも……愛情も……っ!」
ジャイアン「けど……けどよぉ!!!」

116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 09:12:58.89 ID:ZOZbliioO
ドラ「何を言うつもりだ……?まだ自分の状況が飲み込めないのか……っ!?」


ドラ「次にこうなるのは貴様かもしれないんだぞ……っ!」


ジャイアン「っ!!」
ドラ「子供だからと甘えているのか……?そうやって逃げ道を作っておけば楽だもんな……っ!」
ドラ「頼む……っ!頼むから自分で気づいてくれ……っ!」
ドラ「貴様らはもう自分で閃かねばならんのだ……っ!」
ドラ「それとも……このままガキのままでいるつもりか……っ!?」


ドラ「甘えを捨てろ…………っ!!」

118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 09:19:06.44 ID:ZOZbliioO
ドラ「それができない奴には……もう構っている暇はない……っ!」
ドラ「耐えるんだ……っ!これから……家族が死のうと……恋人が死のうと……っ」
ドラ「我々の中の誰かが死のうと……っ!」


ドラ「"死"という概念を乗り越えろ……っ!!」


ジャイアン「……DRA様、苦労味噌を出してくれ」
ドラ「何の為……?」
ジャイアン「時間がないんだろ?一日分でいい」
ジャイアン「これは世界に……自分自身に甘えていた俺様に対する俺様なりの……」


ジャイアン「覚悟とけじめの付け方だ」

131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 09:44:57.65 ID:ZOZbliioO
ドラ「そうだ……っ!それこそ私が思い焦がれ、願っていた答え……っ!」
ドラ「捨てたんだ……今……っ!貴様は哀しみも愛情も……っ!」
ドラ「だがこれだけは……捨ててはいけない……っ!」


ドラ「憎しみは墓場まで持っていけ……っ!」


ドラ「忘れるな……決して……っ!それがこれからの……っ」


ドラ「我々の生きる糧だ…………っ!!」

136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 09:53:46.99 ID:ZOZbliioO
のび太(とりあえずスペアポケットは取って来たけど)
のび太(パパとママ……殺されちゃったかな?)
のび太(相手は出来杉だぞ?殺されてるよ絶対)
のび太(どうしよう……僕のせいだ……!)
のび太(僕さえいなかったら……パパとママは……)
のび太(パパ、ママ。ごめん)
のび太(それでも僕は、しずかちゃんと居たいんだ!)

139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 09:57:46.18 ID:ZOZbliioO



出来杉『……この町は狭い』
出来杉『僕の顔、性格、素性……』
出来杉『僕の存在を知る者は全て抹殺してやる』
出来杉『……クフフ』
出来杉『しかし……お楽しみは最後までとっておかなければな』
出来杉『どうせ彼女はのび太くんといるだろう……』
出来杉『しばらく君達は泳がせておくよ……だから』


出来杉『束の間の幸せを存分に味わうがいい……!!!』




140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 10:04:13.48 ID:ZOZbliioO
出来杉『……さてと』
出来杉『邪魔な害虫は駆除しないとな』
出来杉『あ、たけしくん曰く僕が虫だったっけか』
出来杉『……クフッ、クフフフフフフ……!』
出来杉『まぁ……虫にもなれるんだけどね』
出来杉『この道具さえあれば……』
出来杉『見つからないなぁ僕が負ける可能性が』


出来杉『クフッ、クファ、クハハハハハハハハ!!』

141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 10:04:55.77 ID:ZOZbliioO



ジャイアン「……なぁDRA様、あれから2日経ったけどよぉ」
ジャイアン「出来杉の野郎……何も手を出してこないぜ」
ドラ「私にもさっぱりわからない……奴の考えは……っ!」
スネオ「ねぇ帰っていい?」
ジャイアン「けどアイツ仲間とかいねぇハズなのに、何で先生が……」
ドラ「……っ!貴様まだ心残りがあるのか……っ!?」
ジャイアン「ち、違ぇよ!!何でもかんでも怒らないでくれよ」
ドラ「嫌いなんだよ……っ!過去も……過去にこだわってる奴も……っ!」

143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 10:13:01.01 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「けどよぉ……敵の攻撃を知るってのは、大事な事だと思うぜぇ?」
ドラ「一理ある……が……っ!」
ドラ「少し見当違いというか……着眼点はそこではない……っ!」
ドラ「無駄なんだ……知っても……っ!」


ドラ「知ったところで奴の攻撃は防ぎ様がない……っ!」


ジャイアン「はぁ?よくわかんねぇよ」
ドラ「いや……悪かった……私の説明不足だった……っ!」


144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 10:13:43.67 ID:ZOZbliioO
ドラ「奴の攻撃の正体……っ!パパとママを殺し、先生までを犠牲にした悪魔は……っ!」
ドラ「私が……私が落とした道具の一つなんだ……っ!」
ジャイアン「マ、マジかよ!!するってぇとなんだ、その……」
ドラ「ハッキリ言っていい……っ!全ての原因は……私だ……っ!」
ジャイアン「それは違うぜぇ!!どんな道具でも、使う奴次第で良くも悪くもなんだろ!!」
ドラ「ぐぅ……っ!」
ジャイアン「まぁ、俺が言えた事じゃねぇけどよぉ……」



スネオ「ねぇ帰ってい~い?」

147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 10:20:33.16 ID:ZOZbliioO
スネオ(なになに?なんなの?)
スネオ(別に僕ここにいなくていいじゃん)
スネオ(ジャイアンも案の定映画モード入ってるし)
スネオ(僕に残ってるのは何かの操縦か微妙なヒントを発見するぐらいじゃん)
スネオ(今回に限ってはそれも無理そうだし)
スネオ(と言うより勝てないよ、どう考えても)
スネオ(既に人3人死んでるんだよ?)
スネオ(僕まだ小学生だよ?)
スネオ(心の病気になってもおかしくないっつ~のっ!)

150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 10:31:13.33 ID:ZOZbliioO
スネオ(大体いつもそうなんだ……)
スネオ(のび太やドラえもんの出した道具のせいで、僕まで巻き込まれるんだ)
スネオ(この際のび太なんてど~でもいいや!)
スネオ(……そうだよ、コイツだよ)
スネオ(ドラえもんさえいなければ……!)


スネオ(ドラエモンサエイナケレバ!!!)

152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 10:37:46.94 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「スネオ、顔色ワリィぞ」
スネオ「(コイツモイラナイ)……えっ!?ややややだなぁジャイアン、僕はなんともないよ~!」
ジャイアン「そーかぁ?ならいいけどよぉ」
スネオ「あ、ああ~でもでも、少し気分が悪いかもなぁ~!ハ、ハ、アハハッ!」
ジャイアン「おーい大丈夫かよぉ?何か飲むかぁ?」
スネオ「だ、だ、大丈夫だよ!僕少し散歩してくる~」
ジャイアン「なんだぁ、アイツ……」
ドラ「……」

154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 10:48:05.88 ID:ZOZbliioO
スネオ「なんだよ、クソッ……心配なんかしてないくせにぃ」
スネオ「いつもいいところだけ格好よくなってさ!」
スネオ「あぁ~ムカつくなぁ」
スネオ「ドラえもんもジャイアンも消えちゃえばいいのに……」
スネオ「ついでに……僕に文句言う奴も全部っ」
スネオ「みんな消えちゃえばいいんだ」
スネオ「消えちゃえ……消えちゃえ、消えちゃえ消えちゃえ」
スネオ「消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ」

159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 10:55:04.01 ID:ZOZbliioO
出来杉『そんなに消えて欲しいんですか?』


スネオ「消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ消えちゃえ」


出来杉『やれやれ、人の話はちゃんと聞くものですよ』
出来杉『それとも』


出来杉『喋れなくなりたいのかな?』


ゾォッ……


スネオ「消えちゃ……え……い……いひゃ、出来杉……くん……!」

161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 11:06:37.46 ID:ZOZbliioO
出来杉『大丈夫です、敵意なんかありませんよ』
スネオ「ごめんなさい……ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさい」
出来杉『んー、やっぱ使えないかな?』
出来杉『君にピッタリの道具をあげようと思ったんですけどねぇ』
スネオ「ごめんなさいごめんなさいごめ……え?」
出来杉『みんなに消えて欲しいんでしょう?』
スネオ「き、消えて欲しい!」

163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 11:15:20.05 ID:ZOZbliioO
出来杉『クフフ。だったらこれを差し上げますよ』
スネオ「こ、これは?」
出来杉『独裁スイッチです。ただし、以前の商品は絶版となったのでいくらか改良されていますが』
スネオ「ど、どこが改良されたっ……んですか?」
出来杉『クフフフッ。そんな畏まらなくてもいいんですよ』
スネオ「だったらッ!早くッッ!教えてくれェッッッ!」
出来杉『なぁに……規模が小さくなっただけです。一度に消せるのは、一人だけ……わかりますか?』
スネオ「一度に……一人……」
出来杉『……クフッ!わかったようですね』
スネオ「一度に……一人……」


スネオ「殺 せ る」

167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 11:26:56.39 ID:ZOZbliioO



しずか「ちょっとのび太さぁん……どこまで行くの~?」
のび太「学校だよ」
しずか「??今日は休みでしょう?」
のび太「アイツは学校に来る……わかるんだ」
しずか「アイツ?って誰なの?」
のび太「喋ってる暇はないんだ、行こう!」
しずか「……やっぱり変だわ、のび太さん……」
のび太(ごめんよしずかちゃん……もう少しで、終わるから!)

170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 11:32:33.69 ID:ZOZbliioO
ドラ「……っ!」
ジャイアン「どしたぁ、DRA様」
ドラ「何故、奴が私の道具を……っ!?」
ジャイアン「はぁー?いきなり何言ってんだよ」
ドラ「覚悟は……できているか……っ!?ジャイアン……っ!」
ジャイアン「おい!何の話してんだよぉ!」
ドラ「私はあの時言った……っ!哀しみを、愛情を捨てろと……っ!」
ドラ「そして……っ!」
ドラ「我々の中の誰が死んでも捨てて行けと……っ!」
ジャイアン「どういう意味だよ……?」
ドラ「それは……っ!もし敵に殺されようと……例え……っ」


ドラ「我々が殺す事になってもだ……っ!」

173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 11:41:06.34 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「……マジか?」
ドラ「一切の躊躇をするな……っ!相手に憎しみがないならば……」
ドラ「無理矢理他の憎しみをぶつけろ……っ!」
ドラ「考えるんだ……っ!貴様にはもうできるハズ……っ!」
ドラ「何が利益となり、何が命取りとなるか……っ!」
ドラ「言わないぞ……っ!もう何も……っ!」
ドラ「後は貴様自身の問題だ……っ!」
ジャイアン「マジ……なんだな」
ジャイアン「何で裏切っちまうんだよぉ……」


ジャイアン「スネオォォ……!!!」

179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 11:50:59.34 ID:ZOZbliioO
スネオ「誰から、誰からやろうかな?誰から」
猫「ミャ~」
スネオ「何で?何で誰もいないの?今日休日だよ?」
猫「フニャ~」
スネオ「おかしいでしょ……何で今日?今に限って?僕ってホントついてないなぁ」
猫「ニャ~ニャ~」
スネオ「あぁ~ついてないなぁ……嫌になっちゃうなぁ……」
猫「ミギャ~!」
スネオ「猫にまで馬鹿にされるなんて僕はクズだなぁそれにしてもうるさいなぁ」
猫「フ~ッ!」
スネオ「僕ってホントにこの世に必要ないなぁけどさけどさ猫のほうがもっといらないよね」
猫「ニ……」
スネオ「猫が人間に毒付いてんじゃねぇよォォオォォォッ!!!」
猫「……!……!」


スネオ「消 え ち ゃ え !」

183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 11:56:04.61 ID:ZOZbliioO
猫「……――」
スネオ「なんだよなんだよ、何で最初の獲物が猫なんだよ、僕は人間がいいんだよ」
スネオ「ついてないあぁ~~~ッ!!ついてないッッ!」
スネオ「……あれ?何だよ消えてないじゃん」
スネオ「まぁ死んでるけど死?シシシシ……死んでるからいっか」


ジャイアン「スネオォッ!!」

185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 11:59:16.35 ID:ZOZbliioO
スネオ「うるさいうるさいうるさい誰だよもォ~~~~ッッ!」
ジャイアン「変な真似は止めろ!!早くこっちに戻ってこい!!」
スネオ「何だゴリラかいやオランウータン?豚?ゴキブ……あ違うジャイアンだ」
ジャイアン「スネオ」
スネオ「ジャイアン人間、見えないけど人間アヒヒ人間だ人間」
ジャイアン「スネオ」
スネオ「人間第イイイイ一号、記念、喜んでねジャイアン?」
ジャイアン「スネオ……!!」
スネオ「あ、鳥。鳥だ。鳥?鳥だって!鳥だよね、先に鳥消そうかな」


ジャイアン「もう俺の声は届かないのかよぉ……!!スネオォ……!!」

188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 12:03:38.47 ID:ZOZbliioO


ドガッ!


ジャイアン「うぐっ」
ドラ「馬鹿野郎……っ!」
ドラ「頭が沸いたか……っ!?目を覚ますんだ……っ!」
ジャイアン「……」
ドラ「最後だ……っ!もう、本当に言わんぞ……っ!」


ドラ「スネオは既に敵と化した……っ!」

191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 12:11:44.05 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「わかってんだよ!!んな事はっ!!」
ドラ「……っ!」
ジャイアン「けどよぉ……ホントに納得できんのか!?」
ドラ「……っ!?」
ジャイアン「何でみんな変わっちまったんだ……!!」
ジャイアン「俺も……のび太や出来杉、スネオ」
ジャイアン「それにDRA様だって……お前だって、みんな仲良くやってたじゃないか……!!」
ドラ「ぐ……ぅ……っ!!」
ジャイアン「無理だ。俺には捨てられない!!」
ドラ「しかし……っ!」
ジャイアン「今度は俺が言わせてもらうぜ」
ジャイアン「自分に正直になれよ……!!」


ジャイアン「お前だってホントは同じ気持ちなんだろ!!」

195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 12:23:23.49 ID:ZOZbliioO
ドラ「――――っ!!!」ドラ(驚愕……っ!ジャイアンの思いがけぬ言動によって……)
ドラ(己が隠そうとしていた真相を抉られた……っ!)
ドラ(私の体中をめぐる回路の奥深くにしまっていた……っ)


ドラ(人間の心を持ったロボットならではの慈悲深い感情……っ!)

197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 12:24:08.71 ID:ZOZbliioO
ドラ(しかし……っ!ダメなんだよ……っ!)
ドラ(この感情は邪魔なんだ……ジャイアン……っ!)
ドラ(無理矢理理解するしかないんだ……っ!)
ドラ(スネオは敵……っ!敵なんだよジャイアン……っ!)
ドラ(例えその結末が残酷でも……地獄でも……っ!)
ドラ(相手に背を向けてはならないんだ……っ!)


ドラ(天は振り返る者に未来を与えなどしない……っ!)


ドラ(どんなに目の前が真っ暗でも……どんなに探しても光が見つからなくても……っ!)
ドラ(そこに見えているものが幻だとしても……っ!)


ドラ(天は前を向いて歩く者にしか未来を与えないんだ……っ!)

200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 12:32:38.37 ID:ZOZbliioO
ドラ「同じさ……っ!!かつてない圧倒的同感だ……っ!」
ジャイアン「DRA様!!」
ドラ「だが……っ!同感はできても……同意はできない……っ!」
ジャイアン「っ!!?何でだよ!!」
ドラ「ダメだ……それじゃあ負けてしまうんだよ……っ!」
ジャイアン「……わかった。じゃあドラえもんはそこで見とけよ」
ドラ「……っ!?何を……馬鹿な……っ!」
ジャイアン「いや、一つ頼みがある」
ドラ「何だ……っ?」

204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 12:39:37.78 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「俺が合図したら……ザ・ストップウォッチを使ってくれ!!」
ジャイアン「ただし俺は動ける様にしてくれよ」
ドラ「それは……この白銀の星型バッチを付ければ可能だが……っ!」
ドラ「一体……何を……っ!?貴様は何をしようとしている……っ!?」
ジャイアン「大丈夫。これが……俺が選んだ結末……!!」


ジャイアン「俺様の哀しみと愛情の……答えだ!!」

207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 12:48:23.87 ID:ZOZbliioO
スネオ「あれぇ~?鳥トリトリトり?また消えてないじゃん!」
スネオ「何で?何で?僕何でこんなについてないの?」
スネオ「いやだなぁ気持ち悪いなぁ死のうかなぁ」
スネオ「ち~が~う~よ~!まだ早いよ~」
スネオ「みんな殺してからでしょ?人間?ニンゲン?いるよ人間目の前人間いるよ早く殺せ」
ジャイアン「スネオ……」
スネオ「みんなみんなみんなァッ!早く死んじゃばいいィィんだヨォッッ!!!」



208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 12:53:35.17 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「DRA様!!」
ドラ「ザ・ストップウォッチ……っ!」


ポチッ


スネオ「――!!…………」
ジャイアン「……あった……!!」
ジャイアン「これなんだな……お前が悪魔に変わってしまった原因は」
ジャイアン「独裁スイッチか……だが懐かしんでるヒマはねぇんだ!!」
ジャイアン「大丈夫だ……後でちゃんと元に戻してやる!!」
ジャイアン「だからよ……しばらくの間だけ」


スネオ「さよならだ……!!」

215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 12:59:28.53 ID:ZOZbliioO
ドラ「ジャイアン!!9秒経つぞ……っ!」
ジャイアン「あぁーもう十分だ!!これでスネオは元に戻る!!」
スネオ「……あれ?あれ?あれ?」
ジャイアン「スネオ……」
スネオ「あれ?それ?僕の?僕のだよ僕の僕の、僕の独裁スイッチ」
ジャイアン「スネオ」
スネオ「僕僕僕の僕の命、命返して死ぬダメ死ぬ死ぬ死ぬ」
ジャイアン「スネオ!!これはお前の命なんかじゃない!!」

219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 13:07:07.04 ID:ZOZbliioO
スネオ「それないとダメなんだよ~殺せない殺せなくなる死ぬ、殺せないとシシシ死んじゃう!殺しても死ぬ~、あれ?」
ジャイアン「スネオ……」
スネオ「なん、なんで?何でいつも僕の物ばかりィィッ!また?また?また奪うの?」
ジャイアン「う……ぅ……」
スネオ「何で?なンデ?一つぐらい、ちょうだい?僕にも何か、何かくれよォォオォオォッ!!」
ジャイアン「すまない……すまない!!もう何も奪らない!!」
ジャイアン「許してくれ……俺の漫画全部やる!!おやつだって俺の分を毎日届けてやる!!」
ジャイアン「もう……威張ったりもしない……!!」
ジャイアン「お前ものび太もドラえもんも……みんな……っ」


ジャイアン「俺の大切な心の友なんだ……!!」
ドラ「ジャイアン……っ!」
スネオ「……?ココロノトモ?いらない、それいらないから早く僕のそれ僕の早くよこせェェッッ!!!」
ジャイアン「スネオォ……馬鹿野郎ぉ――!!」


スゥ――…‥


スネオ「え?ェへ?消えっ、キエキエキエキ」
ジャイアン「……っ」
スネオ「ャダ、い、いャ……僕まだ誰も殺してな……」
スネオ「返……し……僕の独……ジャイ……ア……」
ジャイアン「堪えてくれ……!!」
スネオ「……あ……りが……」


スネオ「‥……―――」

225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 13:20:28.13 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「……クソッ、わかってても胸糞ワリィぜ!!」
ドラ「わかってる……?何をだ……っ!?」
ジャイアン「独裁スイッチだよ!!消えた奴元に戻せるんだろ?」
ドラ「それか……っ!貴様が賭けた"希望"とは……っ!」
ジャイアン「は……?」
ドラ「私も……途中で思ったさ……っ!」
ドラ「それが私の道具……独裁スイッチなら……っ!スネオを元に戻せると……っ」
ドラ「淡い期待を……希望を見い出した……っ!しかし……っ」


ドラ「全て幻想だったんだ……っ!やっぱり……っ!」

229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/11(月) 13:21:51.08 ID:ZOZbliioO
ジャイアン「嘘……だ」
ドラ「ないんだ……あるハズの装置が……っ!」
ドラ「消えた者を戻す為の装置が……っ!」
ジャイアン「そんなものあるわけ……!!」
ジャイアン「そうだ!!大体、スネオが消そうとした動物達は、命は消えたが姿は消えなかった!!」
ジャイアン「何でだよ!!何でアイツだけ全部消えちまうんだよ!!」
ドラ「そ、それは……っ!」

『独裁スイッチを操作した者に限っては存在そのものが消えてしまうから、ですよ』


ALL「!!」
ジャイアン「て……っ」


ゴゴゴゴゴゴ...


ジャイアン「てんめぇぇ―――ッ!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ...


ドラ「出来杉ィ…………っ!!」

ここでとぎれてます・・・。続きまだかなー。
しかし、抽出できるツールもってないとこぴぺでもつらい・・・。

今回の著作権はすべて
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1202678282/
に属します。
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