1623 アンボイナ::歴史雑学
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1623 アンボイナ

2008-01-15 ; 歴史雑学

久しぶりの歴史記事になります。今回は以前の使いまわしも含みますが、コミカルにいってみたいと思います。タイトルにある1623年アンボイナとはネーデルラントとイングランドの間で起こった事件です。それを語る前に、ネーデルラント(以下オランダ)の歴史を振り返って見ましょう。

現在のオランダとベルギーを含むネーデルラント17州は、中世にはブルゴーニュ公国の支配下にあった。ブルゴーニュ公国はシャルル突進公が戦死すると世継ぎがおらず、この地は婚姻政策によってハプスブルク家の継ぐ土地となった。しかしながら、広大なブルゴーニュ公国の領地はネーデルラント17州を残し全てフランスの直轄地に組み込まれる。
(詳しくは、ブルゴーニュとブルターニュを見てください)
そのころのネーデルラント内でのひと時。

Aさん「シャルル突進公だけに、突進して亡くなったみたいだぜ」
Bさん「それはそうと、俺たちの暮らしはどうなるんだろ?」
Aさん「んー。フランスの王様は厳しそうだけど。俺たちのとこは、あれだ。あの馬鹿がボスだろ?(あの馬鹿とは、このお方です。)」
Bさん「んじゃあ、なんもしねえから楽になるかもなあー」

ところがどっこい。その後、ハプスブルク家はカール五世が登場する。彼は今まで毛織物の産地として強力な経済力を持っていたネーデルラント17州(特にガン・アントワープ)といった今まである程度の自由を認められていた土地にまで口を出してくる。

Aさん「なんだ、あの皇帝!うるせえええええ」
Bさん「毛織物でも食ってろっていうんだ」

そのころポルトガルが遠くインドまで到達するころになると、ネーデルラント17州の商人たちはこぞってリスボンとの中継貿易に乗り出す。イングランドでの羊毛生産が活発になったことと、カール5世が毛織物生産に口を挟んだことに活路を見出そうと彼らも必死。(書き辛いので以後書き方を変えます。)
そのおかげで、オランダは屈指の中継貿易国家に生まれ変わります。

Aさん「ネーデルラントのーー経済力はーー世界一ーーーーー」
Bさん「になる日も近いーーー」
Aさん「そう」
Bさん「ポルトガルってすごいよね。俺らにできない危険な航海を平気でやってのける!その態度にしびれるううう。あこがれるううう」

しかし!それに立ちふさがったのがまたもスペインハプスブルク家のフェリペでした。フェリペは熱心なカトリック教徒だったため、ネーデルラント南部10州は懐柔したものの、北部7州には徹底的に弾圧を加えます。これに対し、経済力で力をつけていた北部7州も抵抗し、スペインを退けます。そして、北部7州はオランダとして独立宣言をします。

Aさん「スペインは僕たちにひどいことをしたよね」
Bさん「ああ、もうあいつらとは縁を切るべきだよね」

こうしてオランダとスペインは不倶戴天の敵どうしとなります。貿易に関しても徹底的にいがみあいます。これがスペインの経済に打撃を与えることになります。(スペインの失策ですね)
さらにオランダの苦難は続きます。
スペインはポルトガルの王を兼任することになり、事実上ポルトガルを吸収合併してしまいます。世界の富が集まったリスボンからオランダ商人たちは締め出しをくらうことになります。
さらに度重なるスペインとの戦争で栄えていたアントワープが大打撃を受け使い物にならなくなります。

Aさん「アントワープよ。永遠なれ・・」
Bさん「俺たちは君を忘れない」
Aさん「アムステルダムよ。こんにちは」
Bさん「これからはアムステルダムを拠点にするぞっと」

アントワープをあきらめたオランダ商人たちは、今度はアムステルダムという都市を建設します。次に、リスボンから締め出しをくらった彼らは直接インド・東南アジアと貿易しようとたくらみます。そのためには高い造船技術が不可欠でした。

Aさん「オランダのぉぉぉ。造船技術はぁぁぁ。世界一ぃぃぃぃ!!!!」
Bさん「ケープもぉお。俺のものおぉぉ!!」

造船技術を世界一の水準まで引き上げたオランダは、ポルトガルからケープを奪い、次に世界の富の集積地であった東南アジアの支配を目論見ます。
東南アジア支配のためにオランダ東インド会社をつくり、ポルトガルの追い出しにかかります。
スペインの支配を受け、政治的に不安定でなおかつ技術力でも追い抜かれてしまったポルトガルは不利に立たされます。さらには、新興国イングランドも東インド会社をつくり、東南アジアに乗り出します。こうして世界一の富をめぐって三つ巴の争いが繰り広げられます。

Aさん「ポルトガルなんか相手にならないよね」
Bさん「そうそうにご退場ねがおうか」
ポル「うえええええええん」
イング「ところがどっこい俺はひかねえええ」

ポルトガルは早々に東南アジア戦線から脱退したものの、勢いのあるイングランドはオランダといえども手を焼く相手でした。しかし、従来の貿易国家であるオランダの商売の才はイングランドを上回っていました。次第に東南アジアの富はオランダに傾いていきます。
そんな中、イングランドの撤退を決定ずける事件が起こります。それが1623年に起こったアンボイナ事件です。

イング「念願のアンボイナを手に入れたぞ」
Aさん「殺してでも奪い取る」
イング「なにをするうううう」

こうして、イングランドの拠点であったアンボイナはオランダ東インド会社の襲撃を受け壊滅します。敗れたイングランドはインドに活路を見出そうとフランスと争います。
これからしばらくオランダの時代が続くことになります。

Aさん「オランダのぉおおお!経済力はぁあああ!世界一ぃいいいいいい!!!」

ちゃんちゃん。
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つわものどもがゆめのあと
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今後の予定でも・・

Comment

Tさん : 2008年01月16日(水) 15:09 URL edit
おらんだ は~
せかいいいいいちいいいいい。(後ろから~)
経済力もぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。(後ろから~)
(';ω;`)グスグス。
taka-ha2 : 2008年01月18日(金) 00:52 URL edit
さっ・・殺伐としてますな・・・。現実は・・・。
通りすがりのB鯖オランダ人 : 2008年01月22日(火) 14:20 URL edit
オランダのぉおおお!経済力はぁあああ!世界一ぃいいいいいい!!!
めけ : 2008年01月24日(木) 08:51 URL edit
Tさん、オランダ人さん>>
力いっぱい叫んでください。ロンドンで(’A')

はにぞう>>
き、きのせいですよ。
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