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バシレイオス物語 その14

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2007-11-27 ; 人物列伝

ブルサにまで追い詰められたバシレイオス軍。それに対し勢いづくバルダス率いる反乱軍の交戦は今まさに始まろうとしている。

古来よりローマ皇帝の交代劇は民衆の反乱によってなされることが多い。ブルサでもし皇帝軍が敗れるようなことがあれば、民衆もこれ以上頼りない皇帝をほうってはおかないだろう。その意味でもブルサは絶対防衛線であり、ここから攻勢に出ることができなければバシレイオスの敗北も確定する。まさに絶体絶命の状況という表現がふさわしい様相である。

現在の戦況は、バシレイオス軍15000人。主な指揮官はバシレイオス・シカツーノ・アーカントス。バルダス軍は25000人。主な将軍はバルダス・レオン。シカカークは黒海方面の鎮静に回っている。またバシレイオスが援軍を要請したキエフに関しては、援軍の確約はすでに獲得しあと1ヶ月ほどで到着の予定だ。
すなわちバシレイオスは、ブルサで1ヶ月防衛に成功すれば攻勢に転じれる目論見がある。
だが、ブルサは防衛に適した要塞とは言えず、1ヶ月といえども情勢は厳しいと付加しておこう。

986年9月18日ついに両軍は激突する・・・・・・。天候は快晴。
バシレイオス軍は意外にも打って出る模様で、城に3000を残し12000の軍勢でバルダス軍に挑む。一方のバルダス軍は初戦ということもあり様子見の意味で15000で受けてたつ。
バルダス軍は縦方向に突破しようと隊を縦に並べながらも斜めに構えた雁行の陣を敷いている。これに対しバシレイオス軍は紡錘型(△型)の突撃の陣形である魚燐の陣を敷いた。
この先頭部分には血のりでどす黒く染まった鎧を身に着けた異質な傭兵たちが陣取っている。その集団を指揮するのが傭兵団長アーカントス。彼らの装備はかなり軽装なもので起動力を重視している。一方のバルダス軍の先頭は伝統的な重装歩兵(ファランクス)であった。
緒戦においての両軍の経過は一方的なものになる。ローマを支えた重装歩兵は古来より盛況で軽装なペルシア軍を過去に幾度となく打ち破っている。今回も例に漏れず装備の貧弱な傭兵団を撃滅せんと武器をふるう・・・。
しかし、盾さえ持たず両手剣を振るう野蛮そのものの傭兵団の動きは驚愕と驚嘆をもって重装歩兵に迎え入れられる。
通常人とは傷つき、武器を向けられると一瞬とはいえ歩みが止まる。だが傭兵団はまるで痛みなど感じていないかのように凶暴な刃を振るい続けるのだ。さらに振るう力は彼らが今までに見たことのないようなすさまじい威力で飛んでくる。
完全武装した鎧の上から刃を受け止めると、鎧こそ切りさかれないものの、肉体がその威力に耐えられず重装甲歩兵は次々に崩れ去っていく・・・。
傭兵団はきりつけられても、腕がなくなろうとも全く歩を止めることなく進軍してくる。さらに、躊躇することなく次々に傷ついた重装歩兵に笑みを浮かべながらとどめをさしていく・・・。
この狂気を見た重装歩兵はたちまちパニックに陥り陣形は一気にみだれる。これをきっかけにし、陣をたもっておくことができなくなったバルダス軍は退却を余儀なくされたのだった。
この戦いは、緒戦のぶつかりあいで決着がついた戦史上稀有な戦闘となった。

ブルサの攻防はまだはじまったばかり・・・・。
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