北海の闘争 その5::国家の歴史
FC2ブログ

北海の闘争 その5

2007-06-08 ; 国家の歴史

久しぶりに歴史記事の更新です。
今回は、前回分までをまとめた記事がありますので、そちらのリンクを張っておきます。(前回までは、こちら

●アドルフ閣下勇躍する
即位後まもなくの戦いでデンマークに苦戦するも、宰相オクセンシェルナの活躍でことなきを得たスウェーデンでした。
閣下が即位されたころは、スウェーデンはまだ近代化されておらず、財政も切迫していました。
しかしながら、スウェーデンはどうしてもけりをつけなければならない相手がいたのです。
同じヴァーサ朝の君主であるリトアニア・ポーランド連合王国(以下ポーランドと記載します。)のジグムント三世との争いです。
ジグムント三世は、正当なヴァーサ朝の主です。ハプスブルク家のようにいろんな国の王様になることは当時として戦略的にあたりまえのことでしたので、ジグムントもスウェーデンの王様に即位します。
しかし、彼はカトリックであったため、プロテスタント国家であるスウェーデンは彼を王として迎えいれたくなかったのです。
こうして、スウェーデンは叔父のカールを王として即位させ、カール九世とします。もちろんこれに反発したジグムントは、スウェーデンに侵攻します。それを撃退したスウェーデンは、完全にジグムントとたもとを分かつことになります。仕返しとして、カール九世は、リガ(あのリガです。当時のポーランド王国は巨大な領土を持っていました。)に攻め入りますが、あっさりとポーランドに撃退されてしまいます。
さて、閣下が即位した当時には、ロシア・デンマークとも交戦状態にありました。この二国とは、ロシアからは領土を奪うことに成功し和睦。デンマークには苦戦しますがとりあえず和睦という結果になります。
こうなると、犬猿の仲であるポーランドとの争いは必至の情勢になってきます。
この争いを見る前に、国内について見るべきことがあります。
閣下は、オランダの軍隊を参考に近代的な軍隊を創り上げることに尽力します。(当時のオランダは世界最強を欲しいままにしていました。当時の巨大国家スペインを叩き潰したのもオランダです。)
そして、国内は製鉄所が並び立ち、最新鋭の兵器・軍船が建造できるようになります。
かの有名?なヴァーサ号もスウェーデンの威信をかけて建造されます。
(もちろんスウェーデンに優れた造船技術をもった人材は育ってませんので、オランダから造船技師を招集して造ることになります。)
ヴァーサ号は排水量1,210トン、船体長さ47.5m、最大幅11.7m、高さ50m、帆数10枚の帆船で大砲64門を備えた堂々の一級戦列艦です。
当時としては、最高クラスの戦列艦でした。
ヴァーサ号は皆さんもご存知のとおり?、出向後間もなくストックホルムの湾内で沈んでしまいます・・・・・。
ともあれ、軍隊の近代化を推し進めたスウェーデンは、ポーランドといよいよリガで衝突します。
結果は最新式の装備で固めたスウェーデンの圧勝でした。しかし戦争は一時休戦となります。それは、史上初めての国際戦争といわれるドイツ30年戦争がはじまったからです。

続きます・・・・。
関連記事
Entry Status
New >>
借金返済状況・・
<< old
国民総ドーティ化計画

Comment

Post a Comment









管理者にだけ表示を許可

Trackback

http://dolmeke.blog11.fc2.com/tb.php/765-15153664

歴史ファンの大航海時代 Home | Page Top▲