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北欧の闘争 その2 列強との関わり 

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保管帝国の歴史的記念

2007-05-13 ; 国家の歴史

これから、スウェーデンとデンマークについてお話するのですが、この二カ国はあくまでバルト海という限定された地域での精強の話です。
彼らがイングランドなどの強力な国家ほどの国力を持ってはいないことを頭の隅にでも入れておいてください。(少し空いたので、前回の記事は、こちらです。)

●海上帝国とは?
聞きなれない言葉なので、ポルトガルの場合を見てみよう。
ポルトガルはエンリケ航海王子の下、ヴェルデ岬まで航海を進軍。1445年アルギンに商館を建てる。そして、西アフリカに要塞を造るなど沿岸地域を支配下に置く。
ディアスによってケープへ到達。ガマによってインド航路が確立されると、アルメイダ・アルブケルケ(彼らについては、こちらを参照にしてください。ゲーム内でも登場しますよ。)の活躍によって、東アフリカ・紅海・インド・マラッカ諸島に拠点を築き上げることに成功する。
ここで注目したいのは、彼らの支配は沿岸部に限られ、あくまで現地との交易を補佐するための支配だったこと。
海上帝国とは、
「領域支配に重点をおかず、海上覇権を確立すること。」
である。
こうすることによって、自国の貿易を確固たるものにしたというわけだ。
一方、ポルトガルと並ぶ大航海時代の大国スペインは海上帝国とはいわない。スペインは、中米地域の銀・金を目的とし、現地労働力を使役し領域支配を行った。我々が想像する植民地支配がスペインの支配にあたるといえばわかりやすいと思われる。
また、他に有名な海上帝国としてポルトガルの後釜に座ったオランダがあげられる。

●デンマーク海上帝国
これを語る前に、デンマークは1397年以降カルマル同盟の盟主としてスウェーデン・ノルウェーを実質支配下に置いていた。(少し語弊があるが気にしない。)しかし、1523年スウェーデンがカルマル同盟からの脱退を宣告して独立すると、デンマーク・ノルウェーはこの後も1814年ノルウェーがスウェーデンに割譲されるまで続くことになる(これも語弊があるが気にしない方向で)。
一般的に、デンマーク=ノルウェーといわれるこの国の支配地域は、デンマーク・ノルウェー・アイスランド・グリーンランドである。
さて、話をデンマーク海上帝国へ戻そう。
17世紀から19世紀に渡り存続したとされるデンマーク海上帝国はポルトガルやオランダ海上帝国とはかなり赴きがことなる。
デンマークが大航海時代以降、オランダ・イングランド・フランスなどの超大国相手に海上覇権を握ることは事実不可能であった。
1588年に名君と誉れ高いデンマーク王クリスチャン4世が王位につくと、彼は様々な改革を進める。代表的なものをいくつか羅列すると、
1、オランダ人技術者を招き、軍船・城塞の建造・建築を進めた。(例えば軍船は数が彼の在位から10数年で3倍になった)
2、デンマーク東インド会社の設立。
3、英蘭との友好関係の樹立。
4、スウェーデン・グスタフアドルフとは全体的に不利だったが、最初期のカルマル戦争には勝利。スウェーデンのカルマル地方の要塞を占領することに成功し、返還を条件に多額の賠償金を支払わせた。(しかし、カルマル地方を領有することはかなわなかった。これは、スウェーデンの名宰相オクセンシェルナの外交手腕にやられた感がある。)

この中で今回重要なのが2と3の項目。デンマーク東インド会社は、英蘭との友好関係の下、西アフリカ沿岸や西インド諸島などに植民地を築くことに成功する。スウェーデンによってバルト海の覇権を失ったとはいえ、この植民地を基盤とした外界との貿易によって、デンマークの国力は維持されてきたのだ。
一方アドルフによって強国となったスウェーデンは、海上帝国の建設に失敗している。英蘭との友好関係を築くことが、どれだけ海上帝国の建設に必要なことかわかるのがスウェーデンの失敗だといわれている。

ともあれ、デンマーク海上帝国は1800年まで存続することになる。この帝国の終焉は英国との友好関係の消滅にあった(武装中立同盟に入ったことでイギリスと敵対関係に)。イギリスとの対立の結果、デンマーク艦隊は翌年早々、イギリス艦隊に破壊される。
最終的には全てイギリスに海外植民地を占領され、デンマーク海上帝国は終焉を迎えたのだ。

次回は、スウェーデンについて見てみます。何回か名前が登場したアドルフ様の活躍を中心に・・・。
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