恐竜と爬虫類 ~生物の歴史シリーズ~その4::発見物関連
FC2ブログ

恐竜と爬虫類 ~生物の歴史シリーズ~その4

2007-03-25 ; 発見物関連

前回は具体的に恐竜の種についてみてみました。紹介しきれない恐竜がいくつもあったんですが、また後日にでも。

今回は、恐竜にまつわる様々な仮説を紹介したいと思います。

●環境への適応
恐竜が繁栄を誇った原因の一つとして考えられているのは、環境への適応です。
一般的に恐竜の時代と言われたジュラ紀・白亜紀(1億9500万年前~6500万年前)の気候は現在に比べるとかなり温暖な気候であった。
また降水量も多く、湿度も高かった。
我々の想像するところでは全地球規模での熱帯雨林気候なのだが、現在と違う点が一つある。
ペルム紀末のPT境界以後ジュラ紀ごろまでの約1億年の間、地球の酸素濃度は10%ほどに落ち込んだのである。この低酸素時代に進化し適応したのが恐竜の祖先たちであったのだ。
三畳紀の末期にかけて多くの生物の絶滅があった(おおくの恐竜以外の祖竜、獣弓類なども絶滅している)。
この絶滅を経て生き残った恐竜たちが、温暖湿潤な気候で食料が豊富なため巨大化していったのだろう。
余談ではあるが、白亜紀に入ると哺乳類が大きく進化し、恐竜の生態をじょじょに圧迫していっていたという説もある。

●恐竜恒温動物説
1969年ジョン・オストロムが提唱した説。現在では恐竜変温動物説より優勢になっているらしい。
彼は、白亜紀に活躍したデイノニクスという恐竜にスポットをあて、恒温動物説をとなえた。
デイノニクスという恐竜は、恐竜の中では知能の高いほうらしく、群れで狩りをすることができた。
体長は3メートル。二足歩行をし、時速50キロメートルほどで走れたらしい。(チーターは時速100キロ、体長1.5メートル)
手(前足)には鋭い鉤爪がついており、この爪を使って獲物に襲い掛かったらしい。
この大きさの肉食動物となると・・現在は絶滅してしまい存在しないのだが、カエサルが戦勝パレード用に400頭ローマに持ち帰ったと言われるライオン最大の亜種バーバリライオンと同じ位の体長である。
話がそれてしまったが、オストロムはこれほど活発な動きをする生物は温血動物でないと不可能であると結論つけ、恐竜恒温動物説を提唱した。(前述のバーバリライオンよりデイノニクスのほうが動きが活発と思われる。)
余談ではあるが、バーバリライオンは人間の手によって絶滅した動物の一つである。20世紀初頭、最後のバーバリライオンは射殺され絶滅した。

●鳥の進化の過程で恐竜が生まれた
オルシェフスキー理論といわれる仮説です。
これについては、こちらで記載されていることを参照にしていただければと思います。
ここでは簡単に、
前回のお話で出たプラキオサウルスやティラノサウルスの骨は中身が中空の作りになっていたと考えられている。さらに、恐竜の多くは気嚢を発達させ鳥類ににた効率的な肺呼吸を獲得していた。他には、恐竜には二足歩行するものも数多く存在する。
このことから、鳥の祖先が空へ完全に適応する前に分化したのが初期の恐竜で、空に適応してから分化し地上に適応したのが後期の恐竜ではないだろうかとする考え方。
ティラノサウルスの標本などは、まさに鳥の骨格に酷似していることなどが理由に挙げられている。

もっと紹介したいことがあるのですが、今回はこのへんで。
関連記事
Entry Status
New >>
哈台族哈台族
<< old
ひどいログ・・・

Comment

Post a Comment









管理者にだけ表示を許可

Trackback

http://dolmeke.blog11.fc2.com/tb.php/696-36143891

歴史ファンの大航海時代 Home | Page Top▲