地動説を主張すると処刑されるのか?::歴史雑学
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地動説を主張すると処刑されるのか?

2006-11-22 ; 歴史雑学

大航海時代でたまに話題にされる
●地球が球体である。
●天じゃなく、地球そのものが動いている。
といったものがあります。
有名な異端裁判では、ガリレオ(ピサにいますね)が言った「それでも地球は回っている」という言葉があります。
果たして、地動説を主張すると本当に裁かれるのでしょうか?

●地動説の系譜
地動説という表現は、日本語の意訳によるものが大きく、実は二つの論点がある。
1、太陽が宇宙の中心にあるかどうか(太陽中心説)
2、地球が動いているかどうか
この二つは全く意味合いの違ったものになることは先に記しておく。
一方の天動説はどうだったのかと言うと、
「すべての天体が地球の周りを公転している(地球中心説)」
という主張である。(地球が自転してるとか球体とかは別問題)
もし、地動説と天動説を対比させるならば、地動説の1の論点に目を向けて見るのが妥当かもしれない。
太陽が宇宙の中心であったという説(太陽中心説)は、古くは、ギリシャ時代から太陽を中心にして地球とその他5つの惑星が回っていると主張した人物としてアリスタルコスがあげられる。他にも古代ギリシャの偉大な哲人プラトンも宇宙の中心は太陽と考えていたようだ。

さて、ここでこの時代の天文学で重要だった点はなんだったのかというと、「過去や未来の惑星の位置の予測」であった。天動説を体系的に纏め上げたのがプトレマイオス(二世紀ごろ)という人物で、彼の功績もあって、惑星の位置の予測を複雑な計算式を使うにしろある程度の位置は計算できたのだった。宗教的な兼ね合い(神が地球をつくったのだから地球は宇宙の中心のはずだ)と現実的な利便性の二つを兼ね備えていた天動説は約1500年もの長きに渡って支持されることになるのだ。
というわけで、アリスタルコスら何人かが地動説を唱えたわけだが、結局はこれらの天文学を全て体系的に纏め上げたプトレマイオスにはとうていかなわないもので支持されることがなかったというわけだ。

しかし、大航海時代になり沿岸航海から遠洋航海が実施されるようになると、天動説の様々な矛盾点が顕在化してくる。そんな中登場したのがコペルニクスであった。

続く。
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