古代メソポタミアのグルメ::歴史雑学
FC2ブログ

古代メソポタミアのグルメ

2005-07-14 ; 歴史雑学

4大文明の一つ、メソポタミア文明ではどんな物を食べていたのだろう。
メソポタミア文明について
メソポタミアとは、川の間を意味し、ティグリス川とユーフラテス川に挟まれた地域を指す。ちょうど現在のイラクにあたる。メソポタミアの南部では紀元前3500年ごろから大村落が栄え始める。
メソポタミアで最初に活躍したのはシュメール人で、前2700年ごろまでに、ウル・ウルク・ラガシュといった都市を建設し、なにより楔形文字を発明し、粘土板にその歴史を記した。さらに、シュメール人は青銅器や彩文土器をつくっている。さて、こんな超古代のメソポタミアでどのようなものが食べられていたのだろう。

●主食
パン(ライ麦パン)
パンは醗酵させずに、自宅の粘土釜などで焼いて食べたらしい。硬そうなパンである。
●飲料
水、ビール(ライ麦)、ワイン、ヤシ酒
なんとビールをすでに飲んでいたのだ。人は文明が成立して以来ずっとビールを飲み続けているのか・・。
●おやつ
ケーキ!
ナツメヤシとピスタチオのケーキは粘土釜で焼いて、祭日などに食す。
●果物
イチジク、ざくろ、カリン、ブドウ、リンゴ、ナシなど。
これらは、ドライフルーツにして保存されることもあった。
●油
植物油、動物油
植物油はオリーブやゴマなどからとり、ランプの燃料にも使われていた。
●香辛料
ヒメウイキョウ、コリアンダー、サフラン、ミントなど。
インドネシア産の丁子(ちょうじ)もみつかっているらしい。
●野菜
主な野菜はたまねぎ。
にんにくやソラマメ、レンズマメ、エンドウなどの豆類。
ウリやレタスなどのビタミン類。
●肉
肉は貴重だったが、不潔とされた豚は安く、日常の食卓にのぼることもあった。
鳩、鴨、鷲鳥などは狩りで採取。
羊、ヤギ、牛は貴重で祭日に食べられた。
●卵・乳製品
紀元前1000年ごろには鶏がすでに飼育されていた。
ミルクも食用で飲まれており、ヨーグルト、バター、チーズなどにも加工され食べられていた。

一覧をならべてみたが、なんとまあ、グルメですなあ。この時代にはすでにピザなんかも作れるだけの材料が全てそろっており、食されていたのだから。しかし、自宅に専用釜を持つなんて、現代日本人には贅沢な話だなあと思いました。
祭日には甘いケーキや牛肉などをほうばりながら、チーズをつまみにビールを飲んでいたようです。古代メソポタミアのグルメは恐るべし。

ランキングに参加中です。FFにまけるな!大航海ブログ!
  • 関連記事
    Entry Status
    New >>
    サロン・ド・メケがオープンしました。
    << old
    スパルタ兵の食生活

    Comment

    阿璃子 : 2007年12月31日(月) 01:51 URL edit
    はじめまして。遠野阿璃子と申します。私も歴史ファンなので楽しく読ませていただいております。

    いきなりお願いですが、

    >●おやつ
    >ケーキ!
    >ナツメヤシとピスタチオのケーキは粘土釜で焼いて、祭日などに食す。

    の出典(参考にした文献)を教えてください。今、「ケーキの歴史」を調べており、藁をもすがる思いです。
    めけ : 2008年01月02日(水) 10:54 URL edit
    阿璃子さん>>
    出展はいろいろな本から出してるので・・。
    正月終わって家に帰ってから少しみてみます。
    Post a Comment









    管理者にだけ表示を許可

    Trackback

    http://dolmeke.blog11.fc2.com/tb.php/55-2bf188a9

    歴史ファンの大航海時代 Home | Page Top▲