魔女狩りで財を築いたホプキンス::歴史雑学
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魔女狩りで財を築いたホプキンス

2006-10-10 ; 歴史雑学

16世紀から17世紀にかけては、大航海時代・宗教戦争が一大ムーブメントでした。宗教戦争がはじまると増えてきたのが、魔女狩りという暗黒の歴史です。当初は純粋な気持ちから始まったであろう魔女狩りも、私利私欲のために使われるようになってきます。
今回は、魔女狩り私欲のために使い財を築いた人物を紹介します。

●魔女狩り実業家ホプキンス
魔女狩りについてはここでは詳しく述べるつもりはないが、この魔女狩りによって殺害された人数は、数百万にもおよぶといわれていることだけは冒頭に記しておくことに。
魔女だと疑われた人物は、法廷につれていかれ、残酷な拷問のあと自白を捏造され、裁判を受ける。これがいわゆる魔女裁判で、この捏造された裁判を終えると哀れな被告は火刑に処される。
さて、ここで被害者である被告が殺害された後、被害者の財産はどうなるんだろう?
被告の財産は、家族に分配されたり遺産相続されたりするわけでなく、全て教会が没収する。だから、魔女狩りは商売としてもおいしいわけだ。
そこで出てきたのが、魔女の摘発をするという怪しげな業者。この魔女発見業を行うには、資格は必要なく誰でもなれた。
この業者の中でも有名だったのが、今回の主役ホプキンスである。
マシュー・ホプキンスは、イギリスのサフォーク州出身の弁護士で、別名「魔女狩り将軍」と呼ばれ1645年からのたった二年間で、なんと300人以上の魔女を処刑台に送り込んだのだ!
この300人以上という数は、当時のイギリスの魔女狩り犠牲者の約3分の1になるというからいかにものすごい数か想像ができるだろうか・・。
ホプキンスは、エセックス(イギリスの地名)を中心に魔女発見活動を開始する。
魔女の恐怖におびえていた人々は、魔女を発見してくれるならと莫大な報酬を彼に払い(なげかわしいことだ・・)、魔女を発見してもらったのだった。この報酬、魔女を一人発見するごとに支払われるのだが、高いときには20ポンドもの料金を請求することもある。これがどのくらいの額かというと、一ヶ月の平均労働賃金が180ペンス(100ペンスで1ポンド)なので、大体一般労働者の年収分を支払ったことになる!!
今で言うと350~500万くらい支払ったということか。
こんな詐欺みたいな値段でも人々が喜んで払ったのだから驚く・・・。

次回は、彼の魔女発見方法について見てみます。

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Comment

kosaki : 2006年10月10日(火) 10:47 URL edit
>こんな詐欺みたいな値段でも人々が喜んで払ったのだから驚く・・・。

いやいや、払わないと自分が魔女だと宣告される危険があるんですよ。
500万で命が助かるんだったら、現代日本でも払う人でますて
めけ : 2006年10月11日(水) 10:11 URL edit
KOSAKIさん>>
みんなでお金出し合って集めたのが多かったみたいっすよ!
金集めた人が告発されたりするんだろうか・・
アワアワヽ(;´Д`)ノ
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