破滅までの宴「北欧神話」 その2::歴史雑学
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破滅までの宴「北欧神話」 その2

2006-05-22 ; 歴史雑学

北欧神話をざくっと見てみようシリーズ第二段。個々の神々や神秘的な武器などは非常に魅力的なんですが、ここでは概要だけを見てみましょう。後に細かくやります。

●ヴァルハラ
銀河英雄伝説でもことさら出てきたこの言葉。ヴァルハラとは地上の戦場で命を落とした人間の戦士たちの中から、主神オーディンが自らの兵にするべく選んだ勇猛な者だけが住むことを許された館のこと。
ここに選ばれるのは、非常に名誉なこととされる。(そら、神に選ばれるんだから・・・)
また、オーディンに選ばれた戦士のことを、エインヘリヤル(英雄的な死者たち)といい、エインヘリヤルになり、ヴァルハラで暮らすことこそゲルマンの戦士たちの夢であった。
新たにエインヘリヤルの列に並ぶことを許された者は、速く流れる気流などの障害を越えてから、ヴゥルグリンド(死者たちの聖なる格子戸)と呼ばれる扉を開き、ヴァルハラの住民となる。
そして、ヴァルハラに足を踏み入れた瞬間、戦場での傷は全て完治し、以後果てしなく続く宴と戦いの日々が戦士たちを待ち受けている・・。
エインヘリヤルは、いくら食べても減らない魔法のイノシシのシチューを食べ、山羊の乳房から無尽蔵に出る蜜酒を飲み、毎日練習場に出かけてはお互いに戦い、殺しあうのである(こええよおー)。
だが、何度殺されても、エインヘリヤルたちは生き返り、再びヴァルハラに戻り、酒宴を続ける・・・・・。
ラグナロク(終末戦争)のその日まで・・・。

●最終戦争「ラグナロク」
北欧神話において神々は永遠ではなく、ラグナロクと呼ばれる最終戦争で全てが絶滅する。
その概要を見てみよう。
恐ろしい冬が三年続いた後、ヴィグリーズという平原において、主神オーディンに率いられた神々の一族と、神々に対立する神ロキと霧の巨人族、冥府から来た死者たち、凶悪かつ獰猛な狼フェンリル、海の怪物ヨルムンガントといった邪悪なものたちの間に激しい戦争が起こり、ともに滅んでしまう。
この最終戦争とその結末である滅びは、神々の間では前々から予言されていたことであったが、それでも宿命は避けられないのである。
おもしろいことに、北欧神話においては神々は永遠の命を持つ者ではなく、戦って滅びる存在なのだ。
このあたりが、苛烈で戦闘的という北欧ゲルマンの特徴が良く現れているといえよう。
この戦争で唯一生き残るのが、世界樹ユグドラシルで、人間の夫婦リーヴとリーヴスランシルが樹の中に隠れ、災厄から逃れたという・・。

ううむ・・・とにかくギリシャ神話と違いすぎて・・すんごい戦闘的ですなあ・・・私はヴァルハラには行きたくない・・・。

追記
ヴァルハラには、ヴァルキリーという美しい女性たちがいて、あんなことやこんなことをしてくれるみたいです!
酒と女と喧嘩!男の理想なのか?


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Comment

くまエルフ : 2006年05月22日(月) 09:07 URL edit
 ただ聞いたところでは、館での永劫の酒宴の時には、主神オーディンの娘とされるヴァルキリーたちが戦士一人一人について、あれやこれやと世話をしてくれるという事ですよ。
 チャッピー大喜びの予感?(笑
めけ : 2006年05月22日(月) 11:01 URL edit
くまエルフさん>>
さっそく追加記事に加えておきました。ヴァルキリーについて見るときにでも・・・ふれてみます。そのときは、ちゃっぴーに登場してもらおう。
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