混迷する覇権争い その7::歴史雑学
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混迷する覇権争い その7

2006-04-19 ; 歴史雑学

どんどん話が世界史の授業みたいになってきて・・、なるべく軽く簡単に書くようにががってみます。
前回は、王様と議会の対立によって、内乱が起き、それによって王様が幽閉されたところまで見てみました。しかしながら、議会も一枚岩ではなくて、内部にいろんな派閥がありました。この派閥は、個人の経済状況によって3つの派閥ができていました。
この派閥を簡単かつ強引にまとめてみると、
◆長老派=一番裕福な人たち
◆独立派=富裕な市民に指示された人たち。人数と経済状況のバランスがいい。
◆水平派=3つの派閥の中で一番経済力がない人たち。ゆえに、思想が過激。

では、続きをどうぞ。

●混乱はさらに続く
議会の中でほころびが強くなってくると、その混乱に乗じてチャールズ1世は脱出に成功。
このため、再び議会派と王党派の内乱が始まる・・・・・。
この王党派と議会派の戦いで、再び活躍したのが、先のネースビーの戦いで活躍したクロムウェルの鉄騎兵だった。
今回の内乱でも、鉄騎兵の強さは発揮され、チャールズ一世のスコットランド軍をあっさりと叩き潰し、内乱はすぐに収束したのだった。
さて、このクロムウェルはどのような人物だったのだろう・・・。

◆オリバー・クロムウェル(1599-1658)
クロムウェルは、イングランド東部のジェントリの家に生まれ、小さなころからこの地方で信仰されていたピューリタンに帰依し、成人になるころには、熱心なピューリタンとなっていた。
その後、ケンブリッジ大学に進学するのだが、父の死によって故郷に帰郷する。故郷で父に代わって所領の経営を行っていたが、1628年に下院(議会の中の議員)に選出され、議会での発言力をじょじょに高めて行く。さらに、ピューリタン革命(王様の王党派と議会派が戦った今まで見てきた内乱)が起こると、劣勢だった議会派を鉄器兵を率いて盛り返し、勝利に導く。これによって、議会派の中でも数の多かった独立派の中で中心人物となるのだった。

さて・・・、続きを見てみよう・・・

国王を再び捕らえた議会派勢力内部は相変わらず荒れていた。
というのは、保守的な長老派が国王と妥協案を見つけようと主張し、独立派は国王を糾弾しようと主張していたからだ。
そんな中先に行動を起こしたのは、クロムウェルの独立派だった。独立派は、新勢力の急進的な水平派と結び、長老派を議会から追放することに成功すると、即座に国王を反逆罪で死刑にした(1649年)。
これによって、イギリス史上初の共和制が成立することになる(1649-60)。

◆イギリスという表現と共和制について
少し複雑な言葉なので、歴史ファンなりの解釈を書いておきます。
まず、イギリスという表現なのですが、このころスコットランドも含まれていたので、イギリスという表現にします。(スコットランドが含まれてないときは、歴史ファンではイングランドと表記してます。)
次に、共和制についてなのですが、ものすごく大雑把で強引な解釈をすると、王様がいなくて、政治が行われていることを共和制と呼んでいます。

さて・・横道にそれてばかりで長くなってしまいましたので、続きは次回へ・・・。次回は変貌するクロムウェルをこうご期待。

★追記
鉄器兵→鉄騎兵
急進的な独立派→数の多かった独立派
誤字修正いたしました・・。今回の文章のチェックさぼっちゃうとやっぱ誤字がいっぱい・・。
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Comment

: 2006年04月19日(水) 08:31 edit
このコメントは管理人のみ閲覧できます
めけ : 2006年04月19日(水) 10:14 URL edit
ご指摘ありがとうございます!助かりましたー。
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