混迷する覇権争い その4::歴史雑学
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混迷する覇権争い その4

2006-04-10 ; 歴史雑学

さて、1559年エリザベス一世は統一法・首長法を発令して国教会の混乱をまとめました。今回はその続きからです。

●躍進するイングランド
国教会の混乱を収拾したイングランドのエリザベス。イングランドも絶対王政の例にもれず、大量の貨幣が必要だったが、スペインのように海外の植民地をもっていなかった。そこでエリザベスは、私掠船を保護し、海賊のならずものたちをカリブに派遣して、次々とスペイン船を襲わせて多量の銀を獲得して国庫を補填。これに対し、スペインのフェリペは散々エリザベスに、海賊船を取り締まるように要請したが、エリザベスはこれを無視。そのため両国の関係は悪化の一途をたどる。
海賊問題・宗教問題の双方からカトリック国(特にスペイン)と対立したイングランドは、当時宗教問題で独立戦争を行っていたネーデルラントを支援。
これに対し、フェリペはスコットランド女王のメアリ・スチュワートを支援するが、彼女は処刑されアルマダの海戦へとイングランド・スペインは突入する。(メアリ・スチュワートについては、話すと長くなるので、今回は割愛)
皆さんがご存知のとおり、このアルマダの海戦でイングランドが圧勝し、スペインはこれを機に没落していく(原因はこれだけじゃないんだが、この時期から衰退し始める)。
この海戦の勝利をきっかけに、イングランドは海外進出をし始め、1600年には東インド会社を設立する。東インド会社は、マラッカ海峡から喜望峰にかけての全ての貿易の独占権を与えられた会社で、今後のイングランドの植民地支配に大きく貢献していく。また、このころに新大陸にも進出し、エリザベスの名前にちなんで、ヴァージニア植民地が作られた。(エリザベスの処女王からきている)
こうして、エリザベス一世の治世45年間でイングランドは一躍ヨーロッパの強国として躍進したのだった。

続く・・・・。
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