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混迷する覇権争い その1

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混迷する覇権争い その2
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コーヒーの伝来

2006-04-06 ; 歴史雑学

イスパニアがアルマダの海戦の敗北をきっかけに、躍進のきっかけをつかんだイングランドとイスパニアの弱体によって独立戦争に終止符を打ったネーデルラント。
(あえてここでは、ドでなくトという標記でいきます。ドとトについては、Netherlandってなんてよむの?を参照に。)

イスパニアとポルトガルの対外進出は一定の成功を見せたものの、それを横で見ていたイングランドとネーデルラントはそれを一歩進めた対外政策を実施します。まずはこの時代をみるために、植民地支配の違いを見てみましょう。


●スペインとポルトガルの重金主義
絶対王制(参照はこちら)が成立し、対外をいち早くなしとげたスペインとポルトガルは、近代のさきがけとなる重商主義の初期政策を実行する。それは、重金主義といわれる政策で、抜粋した文章はこうだ。

絶対主義政権は今までにない中央集権政治に多くの経費が必要となり,そのため権力組織をあげて貨幣獲得に努力した。当時,国王の収入は貴金属の形であったから,直接的な貴金属獲得政策が実行された。これを重金主義という。その方法として,
[1]国の内外に金銀鉱山を求め開発
[2]国内に金銀貨の蓄積をはかるため地金銀の輸出禁止
[3]ぜいたく品の輸入禁止
[4]国内製品の輸出奨励
[5]貿易統制のため貿易都市指定・外国為替統制などが採択された。
この文章は、世界史辞典データベースよりいただきました。

いつものごとく、歴史専門の文章の言葉は難しく理解しがたいので、簡単に重金主義について書くと、

◆王に権力が集中し、官僚と軍隊を持つようになり、お金がたくさんかかる。

◆なんとかしてお金欲しいなあ。そこで、無理してでも海外に進出。

◆うまくいいところを見つけたので、スペインは中米の金銀を直接持ってきてウマーしよう。

とまあ、このような形で、金を現地から直接もってきたので、重金主義というわけ。しかし、これには現地の民族に多大なる貧困を与えるため、相手国に輸出制限なりの対策を取られやすく、搾取が激しいので長続きしないという弱点があった。スペイン・ポルトガルは対外政策の面でも長続きしない政策だったといえる。
この失敗を見ていたイングランド・ネーデルラントは、新しい政策を打ち出す。


●ポルトガルの浅い支配
ポルトガルは、ゴア、マラッカなど香料貿易の拠点を築き上げ、香料取引を独占して富を築き上げた。ただこれは、あくまで沿岸部の支配に限られており、あるものを独占して購入し、首都リスボンに運び、利益を上げているにすぎなかった。
この支配では、効率も悪く、ちょっとしたことで拠点は崩壊してしまう。これについて、ポルトガルを援護しておくと、当時のインド方面は国家としてまだまだ中央集権がちゃんとなされており、貿易圏を独占できただけでも彼らの働きは多大なものだったといえよう。



スペインとポルトガルは、浅い支配・現地から直接金銀をもってくる長続きしない搾取によって成り立っていました。次回は、次に覇者になるイングランドとネーデルラントのやり方を見てみましょう。
少し暗い歴史なのですが、さらっと読んでください・・・・。
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コーヒーの伝来

Comment

marimo : 2006年04月11日(火) 18:02 URL edit
はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます^^
ネーデルランド表記の話で思い出したんですが、ゲーム中にシーゴイセンって出てきますよね。
オランダ語かドイツ語読みだとゼーゴイセンになるハズなんですけど、
あの誤表記はどこから持ってきたんでしょう。ご存じありませんか?(いやフツーわかりませんよねぇ^^;)
試しにシーゴイセンで検索するとDOL絡みの記事しか出てこなかったりします・・・。
ドイツ語表記Seeをそのままローマ字読みしたのかな・・・と思わなくもないですが。

しかしネーデルラン「ド」という発音が韓国だけとは知りませんでした。
調査力に脱帽です。

ところで今回の重金主義についてなんですが、スペインが失敗したのは金をバカみたいに輸入しすぎて
インフレを引き起こしたせいだとどこかで読んだ記憶があります。
なのになぜイギリスやオランダも同じようなことをしてインフレにならなかったんだろうと
疑問を感じました。貯め込んだのが金そのものではなく貨幣だったからでしょうか・・・。
記事の本筋とちょっとずれてますが、もしご存じでしたらその当たりの事情も教えてもらえないでしょうか。

えー、突然の長文失礼いたしました。
それでは~
めけ : 2006年04月11日(火) 18:47 URL edit
はじめまして!ご愛読ありがとうございます。
まず、「ゼーゴイセン」からいってみます。
ゼーゴイセンを日本語になおすと「海の乞食団」となりますが、ゴイセンというのは、カルヴァン派のプロテスタントを指す固有名詞なので、日本では一般的に固有名詞は現地読みですので、そのままゴイセンになります。
ということで、「海のゴイセン」と日本語で書いてもおkなことになります。
ここからが、誤表記とまでは言えないコーエーなりの判断があります。
コーエーはなるべく、日本人に耳になじむ言葉(言語)をなるべく使うようにしているようで、海は現地語ではsee(ゼー)なのですが、海は一般名詞なので耳なじみのよいsea(シー)という英語に訳されます。てなわけで、一般名詞の海と固有名詞のゴイセンを組み合わせたコーエーの造語となったわけです。
というのがわたしなりの判断です・・・・。
重金主義のくだりは、少し長くなりそうですので、エントリーで書いてみますね。ネタ提供ありがとうです。
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