コーヒーの伝来::歴史雑学
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コーヒーの伝来

2006-04-05 ; 歴史雑学

アフリカまで航海したときに、そこら中で売っているコーヒー。ヨーロッパにこれが伝来したときには、有害か薬かが真剣に議論されたそうです。今回はコーヒーについてみてみます。

●アラビアにコーヒーが
11世紀ごろのバグダットで、医学者のラーセズがバンという木の実を砕いて煮出した液体が、胃痛に効くことを唱えた。これがきっかけで、アラビアの哲学者アビケンテなどの知識人の間に広まり、胃痛や覚醒に効果があると認められるようになる。
アラビアで起こった医薬としてのコーヒーは、トルコなど東方と取引のあるイタリアに伝わり、フランスやイギリスなどにも伝来していく。
しかし、これらの国では見た目も真っ黒なコーヒーという得体の知れない飲み物について、しばらく是が非か真剣に議論されることになった。
例えば、17世紀の偉大なイギリスの哲学者ベーコンは、こう記している。
「トルコではコファというものを飲んでいる。すすのように黒くて強い香りがするが、あまりいい香りとはいえない。豆を粉にしたものを水に入れて煮沸したもので、コファ・ハウスという。わが国でいえばタバーン(酒場)のような場所で人々は飲んでいる。これは頭と心をしずめ浄化してくれる。」
そんな感じで、体にいい飲み物(今でいう健康飲料みたいなものか・・)として、コーヒーはヨーロッパにアラビアから伝わったらしい。

●コーヒーの語源
コーヒーの語源には二つの説があって、

1、アラビア語のカーファという酒の名からきていて、これがトルコに入ってカーフェとなり、やがてヨーロッパにきてコーヒーとかカフェと呼ばれるようになった。

2、南西エチオピアのカッファ州の地名から来て、そこにすむカルディという羊飼いが、あるとき野原でヤギが何かおいしそうに食べているのを見て、自分もそれを食べてみたところ、気分がスーーっとしたというのだ。これがコーヒーの実だった。

●コーヒーの効能
医薬品としての効果が期待されていたコーヒーには、どのような症状に対して効果があると思われていたのかというと・・・。
二日酔い、眼炎、水腫、通風、壊血病、天然痘などに効果があると思われていたそうだ。

今の我々には、嗜好品であるコーヒーも当時の人々には医薬品だったのですねえ。ゲームでは嗜好品ですが・・・・。
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Comment

くまエルフ : 2006年04月05日(水) 20:04 URL edit
 コーヒーは毎日飲んでますけれど、当時は医薬品扱いだったとは………そういえばタバコも、最初は「肺の薬」としてヨーロッパに輸入されたそうですね。
 んー。歴史って面白不思議っ。
めけ : 2006年04月06日(木) 01:47 URL edit
たばこもコーヒーも最初は医薬品という名目でしたねー。
全然医薬品じゃないですけど!
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