ゲルマンのお城 その2::歴史雑学
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ゲルマンのお城 その2

2006-03-27 ; 歴史雑学

前回は、土と木の城について見てみました。では、この土と木の城はどのような居住空間だったのでしょう?
これについて参考になる文章を見つけましたので、そちらを見てみましょう。

●アルドゥル城
木と土の城は、現在発掘作業が行われても、木造の建物ゆえに柱の穴の跡くらいしかでてこないのが現状で、この建物がどうなっていたかを探るのは極めて困難になっている・・・。
ただ、この木と土の城についての文書の記録が残っているものがある。それが、タイトルに出ている「アルドゥル城」の構造だ。
アルドゥル城は、1120年ごろにフランスのカレーの南東120キロメートルくらいのところに建築され、木造の天守閣を持った木と土の城であった。
この城について13世紀初頭に、ランベールという城付きの年代記作家が、当時もまだ現役だったこの城の間取りについて詳細な説明を残している。
彼の記述を簡単にまとめるとこんな感じだ。
■1階
◆穀物やワインを保管するための樽やカメ。
◆ふた付きの大箱などを収める貯蔵庫。
◆二階と三階の張り出しのある部分の真下に豚・ガチョウ・鶏などが飼育されて、いつでも食卓に出せるようにしていた。
■2階
◆主要な居住部分
このなかでも領主夫婦の寝室が中央に置かれていた。ただこの時代、一族全員が住んだわけでなく、領主夫婦とその子供、召使などが住んだらしい。また、領主夫婦の寝室の隣には、幼い子供たちとその世話をする召使の部屋がある。
◆キッチン
■3階
◆大きくなった娘・息子たちの部屋
◆礼拝堂

とまあ、こんな感じなのですが、特徴的なのが、一階の家畜空間と、三階の礼拝堂が変わっています。これは、城は居住とともに軍事的な拠点だったことがうかがえる特長だと思われます。ここで全てができるようにできていたのでしょう。
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