2006-03-22 ; 歴史雑学
ハミルカルさんや
くまエルフさんのコメントを見ていて、セメントに関する記述しかなかったので、こちらを追記として少し書いてみます。
●アッピア街道
今もローマに残る偉大で頑丈なアッピア街道。このアッピア街道は、ローマから10本以上の幹線道路が作られた中でも最も有名な街道で、その頑丈さは目を見張るものがある。
アッピア街道の建築工事は、約1メートルの深さまで地面を掘った後、モルタルや割り石を重ね下地を整え、その上から重い自然石を敷いて舗装する。
ここまで手の込んだ造りなので、この街道は驚異的な頑丈さを誇っているというわけである。
ローマから走る街道のおかげで、広大な帝国を使者が行きかうことができたし、通商にも便利で多くの商人がローマに訪れることになる。
●導水橋
古代の導水橋も古代ローマが残した建物の一つであるが、これらは、ローマの水力工学と土木技術が結集され造られたものであった。
また、古代の導水橋のほとんどは、水源を供給先の都市よりも高い場所に確保し、くだり勾配になるようにコースを選んで水を自然に流すといった単純なものであった。
ローマでも、都市部の人口が増加し、水の需要が高まると、導水橋の需要が高まり、カエサルやアウグストスによって工事が着工される。
この導水橋は、ギリシアの優れたものに習い、飲料水の供給だけでなく、郊外の農園の灌漑用や工業用さらには、公共浴場・公共施設にまで用いられるそれは大規模なものだった。
特筆すべき技術としてはアーチであった。アーチを使うことによって、工事量を減らし、畑や住宅地を横切る時も交通を妨げずにすんだのだった。
少し煩雑ですが、ローマの街道と水道橋について見てみました。
Comment
現代でも、水の配合を少なくして密度を高くすれば500年以上もつコンクリートが作れる様ですが、それだと使いづらいしコストが掛かりすぎるので、やる建設会社が無い(奴隷もいないし)。
この時代はローマの軍団兵が建設に従事したり、有力者の寄付で工事していたらしいので、手を抜かなかったのでしょう。 早速の追記ありがとうございました。
(現代だと、ドバイのマクトゥーム王家が作ったリゾートホテルはこれに近いらしいが)
>古代世界の公共建築物は、俺はすげえんだぞと、後世にまで伝わるようなものを〜
趣味と実益を兼ねている辺りが、さすがはローマという感じですね。単なる権勢欲の誇示だけじゃなくて、きちんと公の利益にも沿っているし。どこぞの国会議員の方々にも見習ってほしいものです。
お城の話も期待して待っておりまーす。
ですねえ!一度そんな感じでお金つかってみたいです。。
くまエルフさん>>
誇示と実益が兼ねているからこそ、ローマがローマたるゆえんなのですねえ。
お城の話ががりまっす!ありがとでしたー。