2006-03-12 ; 歴史雑学
ゲーム内では紙染めを使うと簡単に変更できちゃう髪の色ですが、中世ではそう簡単に髪の色を変えることはできませんでした。
ローマ時代には、ブロンドはゲルマン系固有の髪の色でしたので、奴隷の髪色として不遇の扱いを受けていましたが、中世に入ると、支配者も変わり、純粋に髪の色で美しさを判断することができる時代になりました。
やはり美しいものは美しいということで、ブロンドがルネサンス期の男性に大人気でした。また、女性というのはいつの時代にもきれいになりたい!美しく見せたい!というのは変わらず、なんとかしてイタリア系の茶色の髪をブロンドにしようとがんばります。
では、どのようにして茶色からブロンドにしたのでしょう。
●ルネサンス型髪染め法
ルネサンス時代の男性もブロンド女性が好きだったので、イタリア女性たちはこぞって髪をブロンドに染めようとやっきになっていた。そこで、当時イタリアの家では、屋根の上に天上のない小さい木造の建物があって(アルターネと呼ばれていた)、イタリア女性たちはここに一日中篭って頭を陽の光にさらしたらしい。しかも一年中で一番日光が強い時期を見計らって・・・。
屋根の上の小屋に篭って、強烈な暑さに苦しみながら、短い棒の先についたスポンジを特殊な洗浄液にひたし、それで髪をぬらしては乾かし、ぬらしては乾かして、ようやくブロンドが出来上がるという。
この特殊な洗浄液は、木炭の灰を布に包んで熱湯をそそぎ、できあがったアク汁で、いらくさの種かアンディーブをどろどろになるまで煮た煮汁らしい・・・・。
昔の髪染めは命がけだったのですなあ・・・。
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