アルマダの海戦でスペインは勝利できなかったのか?その2::歴史雑学
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アルマダの海戦でスペインは勝利できなかったのか?その2

2006-03-04 ; 歴史雑学

前回、アルマダの海戦でスペイン・イングランド共にそのままの条件で戦えば、スペインの勝利はないと結論づけました。
それを語る前に、なぜスペインは陸戦中心の部隊を組んだのでしょう。

●テルシオ陣形
15世紀に開発されたマッチロック式小銃と呼ばれるものは、日本で親しまれている名称を使うと火縄銃と標記される。この火縄銃の仕組みは、火薬と弾丸を銃口から装填し、火縄に火をつけ引き金を引くと、着火し弾丸が飛ぶという仕組みである。
このマッチロック式小銃の利点は、値段が安価なこと。ただし、装填速度に難があるので、装填中の時間を食い止める必要があった。
これを効果的に採用したのがテルシオ陣形である。
テルシオ陣形は、スペインが開発した射撃銃と装填の間に方陣(主に槍兵)で守らせるテルシオ陣形を開発。この陣形は、当時ヨーロッパ最強との歌声が高かったフランス陸軍を完膚なきまでに叩き潰したほど強力であった。さらには、銃器はピサロやコルテスらコンキスタドレス(征服者)が新大陸でアステカ文明を滅ぼすときにも活躍している。

こういう事情があって、ゲーム内のイスパニアは火器が盛んなのだろう・・。しかし史実では大砲生産が盛んだったのはフランスだったそうである。

こういった強力な陸軍を持つスペインは、ブリテン島(イングランドのある島)へ上陸し、陸戦をしたかったのだろうか?
はたまた、白兵中心だった先のレパントの海戦と同じような戦いを想定して陸軍中心の部隊を組んだのだろうか・・・。

その答えはどうやら両方である。
アルマダの海戦開始前の1587年にカディス港をフランシス・ドレーク率いるイングランド艦隊に襲撃される。これを迎え撃ったスペイン艦隊は、イングランドのガレオンの前に全く歯が立たず完敗。
このことから、スペイン王フェリペはイングランド海軍は驚異的な強さを持っていると認識していた。だからこそ、ネーデルラントにいたファルネーゼ公の軍隊も合流させようとしたのだ。
このことから、スペイン海軍で、まともにイングランドのガレオン船と戦うとかなり不利が予測される。だからこそ、防御艦隊で上陸し、自慢の陸軍で決着をつける必要が出てくる。また、海戦になったとしても、精強な陸軍を置いていれば、白兵で戦況を打開できるかもしれないと考えたのではなかろうか・・。(もちろん、砲撃主体の大きな海戦を経験したことがないので、レパント海戦を想像することもあると思われる。)

そんなわけで、今の我々の眼からみると信じられない陸軍中心の海戦を選んだスペインにもちゃんと理由があったことが読み取れる・・。

長くなってしまったので次回へ・・。
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商会過疎化!!!

Comment

Jacques : 2006年03月04日(土) 11:18 URL edit
めけえええええ
日記毎日続けてたんだなぁ、ちょっと感動したんで
コメント残してみようではないか。

大航海楽しいよなー全世界実装されたらなぁ・・・
港が少し増えて、副官システムができたらしいね
極東アジアが実装されたら即ログインなんだけどなー

商会は元気にやってるんかのー
うさは大航海続けてるんしょや
何か引き込まれるようなUPDATEあったら教えて!

そいじゃ日記がんばって 
嫁ちゃんと仲良くしれな(・ε・)
めけ : 2006年03月04日(土) 17:30 URL edit
ががって毎日つけてるぜ!

極東はまだまだ先かなー。アマゾン川と港と補給港が実装されたぞ。あとは副官かなー。

うさは今休止中でござる。商会はまあぼちぼちやってるよ。
ギルドウオーズにINできなくなったーとかで、ブリフやってるみたい。

とまあそんなわけで、一回戻ってくるべし!カムバックボックスおいしいらしいので!
Jacques : 2006年03月05日(日) 18:31 URL edit
アマゾンリバー!!
バイオマンとして生態調査に赴かねば
あんちゃんに連れてってもらおう

カムバックボックスなんてあるんだ
よし、そのうち戻る!
今はAOE3が楽しくて・・・

日記は読ませてもらってるんだけど
いかんせん読むのに時間かかる量なもので(ぉ
めけ : 2006年03月06日(月) 10:05 URL edit
AOEか!
商会にいるPACEさんがはまっとる!
一回戦ってみるべし!

日記は、文字だらけなので、雑記だけ読むのおぬぬめ
: 2006年06月29日(木) 10:11 URL edit
ddd
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