英雄ヘラクレイオス::人物列伝
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英雄ヘラクレイオス

2006-02-24 ; 人物列伝

投票のランキングで、現在トップなのがビザンツと東欧世界でした。あまり世界史で語られることのないビザンツ帝国の混乱期の英雄ヘラクレイオスについて語ってみます。
まずは、ビザンツの歴史レビューで、全体の動きをみてみましょう。
今回の主人公、ヘラクレイオス(在位610-642)が生きた時代は、596年から867年まで続くことになる暗黒時代でした。かのユスティニアヌス帝の戦費がかさみ、その反動で帝国の国力が極度に落ち、滅亡寸前まで追い詰められたこともあった時代です。
そんな激動の時代を生きたヘラクレイオスについて見てみるまえに、まずはこれに至るまでの歴史を見てみましょう。

●栄光の時代は終った!
ユスティニアヌス帝という皇帝が、「ローマ帝国の復活」を夢みて、ゲルマン民族に支配されたイタリア南部、アフリカ北部、スペイン沿岸地域などを次々と支配。これができた要因として優秀なヴェリサリウス(この時代については彼の記事を参照)やナルセスなどに支えれたからでもあった。しかし、ユスティニアヌスの地中海帝国は無理のうえに成り立った帝国で、彼の死後たちまち経済は破綻。
悪く言えば、まきちらかした広大な帝国を統治することになったユスティニアヌス以後の皇帝、ユスティヌス2世(在位:565-578)、ティベリウス2世コンスタンティヌス(在位:578-582)、マウリキウス(在位:582-602)はきっと、途方も無く荒れ果て、財政破綻した帝国の現状に胃が毎日痛くなったことであろう。(一時ローマの人口が500人ほどになってしまったと書く文献もあるほど)
このような内部事情なので、3人の皇帝も何もしなかったわけではないのだが、次々に領土を失って行く・・・・。
イタリアの大半地域を失い、北からはアヴァール族が侵入し領土を次々に失い、さらには、宿敵ササン朝ペルシア(ヴェリサリウスが黙らせていた)との戦いも再開され・・・・・。
皇帝マウリキウスは、侵入したアヴァール族を撃退しようと打って出るが、軍隊の反乱にあい殺害される(602年)。その軍隊によってかつがれたのが暴君フォカスであった。
フォカスの政治によって国は、ますます荒れ果て、急速にビザンツは衰退していく・・・。そんな中立ち上がったのがヘラクレイオスの父であるカルタゴ総督ヘラクレイオス(同じ名前・・・・ややこしい・・・)
であった。

続く・・・・・・

やっぱややこしい・・・すいません・・。

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    Comment

    フェルマー=ディック : 2006年02月24日(金) 19:09 URL edit
     同名の場合は、肩書きや地位で違いをつけるとか、生没年を付けるとか、フルネームで違いをつけるしかなさそうで、書く方もかなり大変ですな。(^^;
    ヨハンネス : 2006年02月24日(金) 21:52 URL edit
    ビザンツ好きが書き込みに参りました(キャラ名はビザンツというよりはニケーアですが)。
    偉業を為した皇帝の没後は下り坂になりがち、というのは運命的なものですね。ヘラクレイオスがんばれ!
    めけ : 2006年02月25日(土) 01:38 URL edit
    フェルマーさん>>
    とりあえず、(子)(父)でいってみます!

    ヨハンネスさん>>
    いっそのこと、ヨハネスにして教皇っぽくなっても素敵かも。。
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