イスパニアの考察::国家の歴史
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イスパニアの考察

2005-06-16 ; 国家の歴史

1479年アラゴンとカスティリャの合併によってできたイスパニア(スペイン)は、フェルディナンドとイザベラの共同統治によって、イスラム最後のグラナダ朝を滅ぼし、レコンキスタ(領土回復運動→イベリア半島のイスラム勢力を追い出す)を完了させた。(1492年)
この年はイザベラ女王の支援をうけたコロンブスが西インド諸島に到達した年と同じで、イスパニアにとっては最高の一年であったにちがいない。
フェルディナンドの次の王になったのが、ハプスブルク家のカルロス1世(位1516-56)で、フランス王フランソワ一世と争い、神聖ローマ皇帝の座を掴み取った。
これで、カルロス一世はスペイン、神聖ローマの二つの国の王となり、領土はネーデルラント(1477年以降オーストリアハプスブルクの領土)、両シチリア(ナポリとシチリア)、スペイン、ドイツ、新大陸(ブラジルを除く)、カリブに及び超巨大な領土を持つ国家になった。
ただ、この時期に宗教改革によって国内は混乱し、プレヴェザの戦い、ウィーン包囲をはじめとしたオスマントルコとの戦争や、フランスとのイタリア戦争など、対外的にはふるわなかった。
しかし、大航海の分野においては、マゼランの世界一周、コルテス、ピサロの中米、南米の征服など、輝かしい実績を残した。
次に王になったのが有名な「太陽王」フェリペ二世である。
フェリペ二世(位1556~98)は熱狂的なカトリック教徒で、プロテスタントを圧迫し続けた。このことで、ネーデルラントの反感を買い、オランダ独立戦争(1568~1609)に発展していく。
また、1571年にはヴェネチアとローマ教皇と組んで、レパントの海戦でオスマンを破り西地中海の制海権を握る。
1580年にはポルトガルの王位が絶えたことと自分が王の血をひいてることを理由にポルトガルを併合し、史上空前の大帝国をきづきあげた。
その領土は、カルロスの時の領土に加え、フィリピン、旧ポルトガル領に及んだ。
また、商業面では新大陸の安価な金・銀を押さえ、太陽の沈まぬ国を支えた。
1588年にはアルマダの海戦に破れ、西大西洋の制海権を失うが、17世紀初頭くらいまではスペイン絶世紀が続く。

主観的なぜスペインはだめになったのか・・。
1、外交が下手
とにかくもめたら戦争どーーーんがイスパニア。そのため戦費がかさみ、せっかくの新大陸の貴金属も国外にながれた。
2、人材不足
イザベラ以来、いい人材に恵まれなかった。スペインがもし、カルロス、フェリペでなく周りの声を聞いたフランソワやプロテスタントとカトリックの共生に尽くしたナヴァル公アンリなど、フランス王と入れ替わっていたら、スペインは本当の意味で日の沈まぬ国になったろうに・・・。

フェリペの失政
最大の失政はネーデルラントと戦争をしたこと。
当時のネーデルラントは世界一の造船技術を持ち、ネーデルラントと戦争したことによって、船が手に入らなくなる。
次に、ポルトガルを併合し、ネーデルラントとの通商を禁止したために、ネーデルラントがインドに進出するきっかけを与えてしまった。ポルトガルとネーデルラントがインド交易で争えばネーデルラントが勝利するのは明らか。
結局、ネーデルラントの経済力を失ったスペインは新大陸の貴金属にしか頼みがなくなった。スペインは商業がへたくそな国なので、戦争資金もなくなった。

この二つはあくまで主観ですので・・ざざっと読みよばしてください。

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    Comment

    マルゲ : 2005年06月17日(金) 01:41 URL edit
    おお~早速リクエストに応えてくれてる!
    ありがとうございます(*´Å`*)
    ところで今日ジェノバでお見かけしたのですが、
    人の多いところでアホと関わっていると、
    めけさんにご迷惑がかかると思い、声をかけるのを踏みとどまりました…!
    次は人の少ないところでお会いしたいものです(‐,_ゝ‐)
    めけ : 2005年06月17日(金) 01:51 URL edit
    マルゲさんが手を振ってるのをみて、手をふってみたんですが、どこかわかりませんでしたわん。。
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