スポンサーサイト::スポンサー広告 ボッチでもなんとか生きてます 修正::自作小説

ボッチでもなんとか生きてます 修正

-------- ; スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Entry Status
New >>
ボッチでもなんとか生きてます その2
<< old
DOOMとトクノがはじまったよ(lapisuo)

2016-10-03 ; 自作小説

あまりに主人公があれすぎたんで、修正しましたが、やはり面白くならなさそうなので打ち切りかも。
なぜだ、なんでこうなった!

西暦2950年、人類は太陽系を縦横無尽に航海していた。
時は第二次大航海時代と呼ばれ、様々な惑星探査が行われているが、未だ人類が居住可能な惑星は発見されていない。

地球はもはや人が溢れすぎ、自然とのバランスを考慮すると、もはや地球だけでは人類を支えられなくなっていた。
そのため、急速に宇宙探査の技術が発展し、太陽系のあらゆる惑星へ進出することが可能になった。

金星大気圏内、火星、月、軌道衛生、木星衛生の幾つかなど、強力な機械のサポートの元なんとか人類は生活圏を広げていたが、環境は厳しく、溢れ出た人類を全て支えることは困難であった。

火星と木星間にある宇宙ステーション「イェール」は、少しの努力をすれば人類が居住可能であろう惑星を発見していたが、いかんせん25光年も先にあったのだ。

そこで技術者の叡知を結集させて生まれたのが、長距離転移航法...端的に言うとワープ技術。

ワープ技術の開発成功のニュースは全人類の喝采をもって迎え入れられた。この技術があれば、将来的な人口爆発にも耐えうる。そう期待されたのだ。

全人類の希望と期待を一身に受けた宇宙船ポチョムキンは、宇宙ステーションイェールから出航し、ワープを敢行した。

宇宙船ポチョムキンは見事、人類居住可能惑星「ホープ」へと到着することができた。

いや、出来たんだが。

乗組員がいない!

もう一度言う、

乗組員がいない!

全乗組員の宇宙服はある。しかし、中身がない。ワープの時にどうにかなったのだろう。乗組員のその後を想像したくない。

通信は不能。ワープ技術が不完全だったため、ワープ技術を応用した超光速通信とかいう通信は機能しない。もしかしたら、通信機が故障しているだけかもしれないが。

そんなことはどうでもいい!なんでよりによって俺一人なのだ。
いや、ひょっとしたら可愛らしい美女が残ってるかもしれない。

俺はメインコンピュータ「シルフ」にアクセスし状況を確認することにした。

シルフはポチョムキン号を管理するコンピュータで、最新の人口知能を搭載しており、船員の技術的サポート、船の自動操縦などトータルで俺たちを助けてくれる。人口知能搭載のため、非常時の柔軟な対応も可能という優れものである。
音声サポートももちろん可能なのだ。

「シルフ!船員の状況を確認してくれ!」

シルフはファンタジーな小説によく出てくる風の精霊をモチーフにされており、俺たちがコミュニケーションを取りやすいよう、緑色の髪をした水着姿の小さな羽が生えた妖精のホログラムを出すことができる。

俺の声に反応して、シルフは妖精のホログラムを投影した。

「残念、島田健二はボッチになってしまった」

日本のアニメのような声で応答したシルフ...なんか態度おかしくないかこいつ。

「えっと、なんだその言葉使いは...」

「島田、わたしはあなたのような下っ端になんで遠慮しなきゃならないのかなー?どう?くやしい?」

怒りでプルプルしながら、ダメだここで切れてはいけない。

「船員の安否はどうなっている?」

「生体反応は無し、地球から25光年、ここにいるのは島田だけ」

ガッデム!怖いので船員のことは想像したくない。

「ワープに取り残されて、宇宙空間に裸で放置されたものと推測します」

ギャー言うな言うな。そんな感じだろうなとは思っていたけど。容赦ないなこいつ。

「船に損傷箇所はあるか?」

「通信機が使用不能以外は、オールグリーン」

ここにいてもジリ貧だ。とにかく通信さえなんとかなれば希望はある。
着陸し、長期滞在可能なら、修理もできるだろう。

着陸候補地は2つ。極地域、赤道付近にある大きな大渓谷。
イェールからの観測結果では、平均気温は85度。気圧は1.5気圧。酸素濃度は2パーセント。重力は0.8から1.2。
とにかく暑いので極地域と渓谷の下ならまだ気温もましだろう。太陽光を利用することを考慮すると、極地域のほうが有利だ。ただ、極地域は起伏が激しくプラント設置に支障が出るかもしれない。

「よし、大渓谷へ着陸しよう。頼むぞシルフ」

「島田。あなたやっぱりバカでしょー。観測機を飛ばすなり、先にやらなきゃいけないことあるんじゃないの?」

シルフの言う通りだ。俺は船員がいなくなってしまったことに動揺していたのか重要なことがいくつも抜けていた。

通信機を修理するためには確かに、着陸し修理すべきかもしれない。しかし、ホープの観測は25光年先からの観測に過ぎない。

液体の水が存在可能で、生命が生存可能なエリアをハビタブルゾーンという。
ホープはハビタブルゾーン内にもちろん存在し、液体の水はあるだろうと推測される。
大気の構成比率は二酸化炭素が60パーセントを占めると推測され、温室効果により現地平均気温が85度と計算されていた。
これくらいの気温なら、上空や地下、極地域であれば、生命の生存に適した気候のはず。
もし、生命が存在するのなら現地生命体を汚染しないよう、酸素プラントなどの環境構築設備の使用には、細心の注意を払わねばならない。
とはいえ、俺は現地生命体がもしいたとして、現地生命体に配慮する気はない。
いや、語弊がある。現地生命体に配慮することで、自分の生命が脅かされるのなら、俺は現地生命体を犠牲にする予定だ。
まさしく、人類の敵たる行いではあるが、俺を観測できる人間は一人もいない。
だから俺はせいぜい足掻いて、生き残ってやろうと思う。

「そうだな、シルフ。どうも動転してたみたいだ。現地の大気成分調査、地形調査を先に実行しよう。並行して生命体らしきものがいるかもしれないので、そちらも調査しよう」

「観測機の操縦は出来るのかなー?」

「残念なことに、俺はただの整備士だ」

「さすが島田!使えない!」

「分かってるくせに聞くな!船員のデータは持ってるだろう。素人でも出来る範囲で、残りは自動操作で頼む」

そもそも、観測機やプラントは人一人でなんとか出来るものでもない。そのために船員は数十名いたわけだ。また、イェールとの通信しながらミッションを行う。幸いというか、緊急時のためにシルフ単独で出来ることはそれなりにある。
担当する船員に不測の事態があったときのため、多量のマニュアルもある。

ようやく少し落ち着いて来た。まずは探査だ。

「俺のボッチライフがはじまる!ただの整備員島田は生きていけるのか。乞うご期待」

その通りだけど、お前が言うな!


2.探査結果

宇宙船ポチョムキンは現在惑星軌道上を周回している。

探査機から送られてくるデータを見て俺は愕然とした。宇宙ステーションイェールからの観測は、まるで当てにならないものだったのだ。

まず、大気成分。
二酸化炭素60パーセント、酸素2パーセント、その他ほぼ窒素。
大気圧は地表付近では、なんと20気圧以上。予測とかなり違う...

重力は地球の1.1倍とほぼ同じなので、重力による健康被害はなさそうで良かった。重力はどうしようもない要素で、どうなることかと思ったが、幸い長期滞在出来そうだ。

成層圏には雲が多数観測され、雲は水蒸気からできていた。標高の高い地域や、極地域では湖らしきものがいくつか発見できた。主成分は水だろうと推測される。
太陽光の強さの割に気温が非常に高く、赤道付近の気温はおよそ180度程度。地球と違って海がないため、昼夜夏冬の寒暖差が非常に大きいと思ったのだが、二酸化炭素による温室効果と、常に流れる偏西風のため、夜でも昼ほどではないが熱い。

その結果より、標高6000から8000メートル級のカルデラに当たりをつけることにした。地軸が傾いており、極地域は夏冬で日射量が極端になるからだ。

カルデラのうち、湖が存在する箇所を探索するといくつか見つかったので、次は現地へローパーという、ラジコンのような探査機を降下させ、調査に当たる。

この辺りの気圧は8気圧、気温は60度。

「ローパーの画像を送ってくれ」

シルフがモニターにカルデラの映像を投影してくれる。
湖に宇宙船が着陸可能な広さのある平地...平地には植物らしいものはない。

湖の中はどうだろう?

あー、なんかいるーー。
小さなエビのような動くものと、赤色の藻らしきもの。

水温は40度くらい。目に見えないが細菌やらもきっとわんさかいるのだろう。

初の地球外生命体発見!やったね俺!
なんて言ってる場合じゃない。

ここに地球産の生き物を持ち込めば、ホープ産の生命体に深刻なる被害をもらたす。なるべく被害を与えないよう行動しないとだ。とはいえ、自分の命が関わればアッサリホープの生き物は見捨てる。

調査結果から、着陸するならカルデラ。通信機が復活するかどうかをシルフにチェックさせているので、これの結果を待って行動を決めよう。

「島田。通信機の故障原因は不明。地球とコンタクト取る目処は立たないわね」

となると、向こうから迎えに来てくれるのを待つしかないわけだ。
今頃宇宙ステーションや地球では、宇宙船ポチョムキンとの通信が出来なくなったことは分かっているだろうけど、位置を補足出来てるかどうかは分からない。
おそらく、行方不明になっているんじゃないかなあ。
ホープ探索は人類の将来に必ず必要なので、いつかはホープに探査機が来るだろうが、今回のワープ失敗により、また原因調査やらしつつ、安全性確認などをやっていたら来るのは、いつになることやら。

少なくとも数年はホープで生存出来るようにしないといけない。
着陸しない場合は食料や酸素が枯渇するまでそう時間はかからない。

「着陸するしかないか。行くか未知の惑星へ」

こうして、宇宙船ポチョムキンは惑星ホープに着陸することになる。
目的地はカルデラだ。

関連記事
Entry Status
New >>
ボッチでもなんとか生きてます その2
<< old
DOOMとトクノがはじまったよ(lapisuo)

Comment

Post a Comment









管理者にだけ表示を許可

Trackback

http://dolmeke.blog11.fc2.com/tb.php/2107-5aa08590

歴史ファンの大航海時代 Home | Page Top▲

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。