ローマとパルミラ その2::発見物関連
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ローマとパルミラ その2

2005-10-05 ; 発見物関連

さて、前回は、ローマの軍人皇帝時代まで見てみました。ゼノビア女王が生きた時代は、まさにこの軍人皇帝時代であったのです。

●パルミラってどんな国?
ダマスカスといえば、耳なじみがするが、パルミラと聞いても・・・なに?って感じであるが、パルミラとは、シリアのダマスカスの北東200キロにある都市で、シルクロードの中継地点として栄えた都市国家であった。
パルミラの歴史は古く(メソポタミアの都市は全て古いのだが・・)、
古代メソポタミア文明期から交通の要所として発展したが、ペトラという都市国家が106年ローマ帝国に併合されると、ペトラの衰退を尻目にパルミラはシルクロードの要所として、絶頂期を迎える。267年ゼノビア女王が即位するころには、遠くはエジプトまで勢力を及ぼす一大勢力となっていた。
■ペトラってなに?
紀元前2世紀から2世紀にかけてナバタイ王国の元、東西交易の要所として栄える。現在にも残るペドラ遺跡は、岩山をくりぬいた住居の跡が残る神秘的な遺跡である。
■ダマスカスって?
古代からメソポタミアの中心都市として栄える。紀元前10世紀ごろに活躍したアラム王国の首都。ローマ帝国の属州となるが、古くから栄える洗練された文明は、ローマ文化にとっても重要な都市であり、自由都市連合の名誉都市となるほどだった。
その後、メソポタミアがイスラム勢力の手に落ちると、今度はウマイヤ朝の首都として栄える。ゲーム内では、ベイルートがダマスカス近郊都市の扱いになっているようだ。
また、ダマスカスとは鋼の意味で、この地の鋼は通常の合金と違って、美しい木目模様を出す至高の一品であったという。

●ゼノビアとアウレリアヌス
パルミラは、ペトラの衰退を尻目に、東西貿易の中心地として栄え、小アジアの中心都市となるまで巨大化していた。ローマから諸王の王の位を授けられていた(簡単にいうと、ローマ帝国内の自治権を持つ地域の君主。)オデナトスが甥に暗殺されると、その妻であったゼノビアと息子のワラバトスと共同統治することになる。
そして、パルミラはローマ帝国の軍人皇帝時代という混乱期に乗じて、シリア、エジプトの一部にまで勢力を拡大する。その結果、ローマ東部の州はパルミラの支配下におかれることになり、パルミラはローマに挑戦する姿勢を見せた。
一方、このころのローマ帝国は、東部地域(パルミラ)、ガリア地域、西部とイタリア方面(ローマ本体地域)に三分割された大混乱時代であった。パルミラだけではなく、ガリアにも皇帝が立ち、ローマ皇帝と対立の様子をみせていた。
ローマ内部も次から次から皇帝が乱立する軍人皇帝時代をむかえており、そんな中帝位についたのが、城壁で有名なアウレリアヌスであった。
アウレリアヌス(位270-275)は270年に即位すると、まずは北方のゲルマン民族(ゴーと族など)との決着をつけるため、ドナウ川国境に進軍し、激戦の末ゲルマンを打ち破る。
この戦いをきっかけにして、アウレリアヌスは無防備なローマを将来予想されるゲルマン民族の侵略から守るためには城壁が必要だと考え、有名なアウレリアヌスの城壁の建築を開始する。
272年には、対抗の姿勢を見せていたパルミラに進軍し、ゼノビアと対決する。
このころのパルミラは最盛期と呼べるほど繁栄していたのだが、ゲルマン民族との激戦を勝ち抜いた優れた軍事的才能をもったアウレリアヌスにあっさりと破れ、翌年パルミラは反乱を起こすが、鎮圧され廃墟と化した。
その後、アウレリアヌスは、274年にガリア皇帝を降伏させ、ローマ帝国を再統一する。275年にはペルシアとの戦いに備えるため、ビサンチオン付近のボスフェラス海峡を渡る準備をしている最中、近衛兵に殺害される。
■アウレリアヌス帝について
彼は、有能な司令官であったが、厳格すぎて慈悲心にかけると批判された。そのせいで、彼は名君という地位ではなく、必要な君主と呼ばれた。また、彼の治めた期間は5年間と短いものであったが、その功績は多大なものであった。
■ゼノビアについて
ゼノビアはクレオパトラの末裔と自称していたが、実際の容姿も素晴らしい美人であったらしい。

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