ローマとパルミラ その1::発見物関連
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ローマとパルミラ その1

2005-10-03 ; 発見物関連

女王ゼノビアの剣は中級冒険者にとってちょうどいい発見物な上に、財宝鑑定+1のおまけつきといった性能的にも優れた剣です。
今回は、ゼノビアが生きた激動の時代と、その少し前のローマの歴史もみてみましょう。

●軍人皇帝時代突入
五賢帝の最後の皇帝マルクス=アウレリウス=アントニウスは、哲人皇帝と呼ばれるほど優れた人格と政治能力を兼ね備えた人物であったが、これまでの、「優れた者を皇帝にする」という慣習を破り、不肖の息子コンモドゥスを帝位につける。
コンモドゥス(180-192)は第二のネロといわれるほどの暴君で、元老院を無視し、近衛軍の機嫌をとるために彼らの給料を増額したりしたうえ、自らは遊楽にふけたっため、財政・政治は乱れ、最後には、近衛軍が雇った奴隷に刺殺されてしまう。
コンモドゥスの死後、近衛軍はますます力をつけ、近衛兵や属州の軍人に推挙された4人の皇帝が分立するが、セヴェルスが対抗皇帝を破り、単独皇帝となる。
セヴェルス(位193~211)こそが、軍人に推挙されて皇帝となった、すなわち軍人皇帝の初代であった。
彼は、従来イタリア人が独占していた近衛軍をすべての属州民に開放し、地方軍団の兵で新たな近衛軍を編成し、近衛軍長官の権限を強化した。その後、ブリタニア(イングランド)遠征の際に病没する。

●軍人皇帝時代
セヴェルスの後、弟と共同統治者として帝位についたのが、弟を暗殺して単独皇帝となったのが、カラカラであった。
カラカラ(位211-217)は、短い治世の中で、軍隊の支持を得るために給料を増額し、租税の増加をもくろんで、ローマ帝国内の全自由民にローマ市民権を与えるというアントニヌス法を発布した。
また、カラカラ大浴場で有名な、大浴場を建設し、そこで有楽にふけったが、皮肉にもパルティア遠征途中に近衛軍に暗殺されてしまう。
少し時間はあくのだが、巨体と怪力で軍隊の人気を集めた農民出身のマクシミリアス(235-238)が帝位についたのだが、元老院の了承を得られず、部下に暗殺されてしまう。
この後、各地の軍隊がかってに、自らの司令長官を皇帝に推挙して帝国各地で皇帝がみだれとぶことになる。なんと、235-284年の約50年間に26人もの皇帝が擁立されたのだ。
この皇帝がつぎからつぎから変わった50年間を軍人皇帝時代と呼ぶ。

さて、長くなってしまったので、その2に続きますが、パルミラさえ出てきてませんね・・・申し訳ありません。パルミラとゼノビアのお話は、この軍人皇帝時代に起こったことなのです。それについては次回で・・・。

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    表記のお詫びとリンクにつきまして。
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    Comment

    ちら : 2005年10月03日(月) 00:29 URL edit
    はじめまして~ヽ(´ー`)ノ
    かなり前に無断リンクさせて頂いたちらと申します。めけさんのブログはちょこちょこと読んでいたのですが…今日やっと全部の記事を読破しました!w
    安全海域中心に航海していたので、その間ず~っと読んでいました。これで私もちょっとだけ歴史通になったかもです。
    過去の記事ネタなのですが、サロン・ド・メケは現在も開店されているんでしょうか?
    もし営業中なら依頼したいなって思うです。
    meke : 2005年10月03日(月) 01:02 URL edit
    はじめまして~^^
    リンクありがとうございます。
    こちらからもはらせていただきました。
    こんなくそ長い文章をよく・・・。
    とまあそれはおいておきまして、サロンのほうはやっておりますよお。
    ただ今週は個人的な事情でつなげませんので、来週以降ならつくれますよー
    ちら : 2005年10月04日(火) 20:26 URL edit
    お返事ありがとうございますヽ(´∀`)ノ
    長いからこそ読み応えがあるんです。
    航海しながら書物を読む当時の人になりきってます…w
    依頼はまた来週にでもサロンのページにカキコさせてもらいますね~
    よろしくです♪
    めけ : 2005年10月05日(水) 00:54 URL edit

    こちらからもリンクさせていだたきました~。今後ともよろしくでっす^^
    書物を読みながら航海・・・ん~ロマンを感じますなあ。
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