「王の中の王」アレクサンドロス その4::人物列伝
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「王の中の王」アレクサンドロス その4

2005-08-23 ; 人物列伝

ガウガメラの決戦で勝利したアレクサンドロスは、アケメネス朝ペルシアに決定的な打撃を与えます。
イッソスの戦いのときと同様に、ペルシア王ダレイオス三世は戦いの苛烈さを感じると逃走します。今度は、イラン高原に逃げ込みます。
ダレイオスがいない間に、アレクサンドロスは、メソポタミアのスサを占領し、前330年にはペルシアの首都ペルセポリスを占領し、あの壮麗な神殿を焼き尽くします。そして、アレクサンドロスはこの地で勝利を宣言し、同時に東方遠征の終了を宣言します。
その後、ダレイオス三世がエクバターナに逃げ込んだ情報を得ると、彼を追いますが、逃げられてしまいます。
しかし、ダレイオス三世はバクトリアでペルシア総督に暗殺され、アケメネス朝ペルシアは滅亡しました(前330)。
アジアの王となったアレクサンドロスは、青年時代の家庭教師アリストテレスから聞いていたインドに進出しようとたくらみます。
ここにアレクサンドロスのインド遠征が始まったのでした。
前327年には、西北インドのパンジャーブ地方に兵を進め、ついにヒュダスペス川でインド王ポロスの部隊と交戦する。

●ヒュダスペス川の戦い(前326)
アレクサンドロス軍 20000(騎兵5000)
ポロス軍 35000(騎兵4000 戦車250 戦象250)
インド軍はヒマラヤ山脈を背にして、ヒュダスペス川を前方に挟み、地形的に有利な位置で陣をしいた。それに対し、アレクサンドロス軍は雪解けで流れの激しい川に挟まれ地理的に不利な上、戦象のいななきに、馬がびびってしまい、装備的にも不利であった。
そこで、アレクサンドロスは、川を渡って地理的不利をなくすために、策を練る。
アレクサンドロスは、夜間に騎兵隊に川に沿って行進させる。さらにこの行進は、目立つようにできるだけ大きな音を立てるように指示を出す。これに対し、ポロスははじめは、騎兵を追っていたのだが、何日も行軍が続くと、ただのブラフだと信じ、騎兵を追うのをやめる。
さらに、アレクサンドロスはインド軍にマケドニアは川の増水がなくなるまで、攻める意志がないと噂をばらまき、影武者を陣に置く。
その間に、アレクサンドロスは、ほとんどの騎兵と歩兵6000を引き連れて北へ32㌔移動する。これは、上流から川を渡るためだった。
■戦闘開始
川を渡っているマケドニア軍に気がついたポロスは、王子に彼の部隊を叩くように命じるが、時すでに遅く、アレクサンドロスは川を渡りきり、王子の部隊に波状攻撃をかけると、部隊は大混乱に陥り、王子は戦死する。
王子の戦死を知ったポロスは、アレクサンドロスを迎え撃つため、両翼に戦車部隊を配置した陣を敷いた。
ペルシアの時もそうだったが、戦車部隊に対して、長槍部隊の投擲が行われ、戦車部隊が壊滅すると、アレクサンドロスは、ペルシアのときと同様、ポロス率いる部隊に集中攻撃をかける。
それを援護するように、マケドニア軍別働隊が側面から攻撃をかけると、戦象が大混乱し、ばらばらになるとインド軍は敗走し始める。
敗走したインド軍に追撃をかけ、アレクサンドロスは見事ポロスを捕らえる。
アレクサンドロスはポロスに問う
「どのような処分が望みだ?」
ポロスは答える
「国王として処分してもらいたい」
この潔さに感心したアレクサンドロスは、ポロスを国に帰し、以来彼らは親友となるのだった。

続く・・・。長くなってごめんです・・。
続きの部分は商館情報です

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    Comment

    : 2005年08月23日(火) 05:21 edit
    このコメントは管理人のみ閲覧できます
    Online Game管理人GM : 2005年08月23日(火) 10:42 URL edit
    TOPページとこちらに
    http://gamemaster.blog16.fc2.com/blog-category-57.html
    リンクさせて頂きました。
    meke : 2005年08月23日(火) 10:48 URL edit
    わざわざこちらにまでありがとうございます。
    今後ともよろしくです。
    フェルマー=ディック : 2006年02月15日(水) 17:08 URL edit
    >アジアの王となったダレイオス

     正しくは、アレクサンドロスですよね。
     過去ログ読みふけっていたら見つけてしまいました。(^^;;
    めけ : 2006年02月15日(水) 17:32 URL edit
    あひゃ!ご指摘ありがとです。さっそく修正いたしましたー。
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