「王の中の王」アレクサンドロス その2::人物列伝
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「王の中の王」アレクサンドロス その2

2005-08-21 ; 人物列伝

グラウニコス川の戦いで勝利したアレクサンドロスは、小アジアを平定し、軍をシリア北部に進める。
それに対し、アケメネス朝ペルシアのダレイオス三世はバビロンに兵を集結させる。にらみ合う両軍であったが、ついに前333年にイッソスで戦闘を開始する。

●イッソスの戦い(前333年11月)
アレクサンドロス軍 30000人(騎兵5000)
ダレイオス三世軍 70000人(騎兵30000)
戦場は、東に山脈が走り、西には地中海の広がる狭い平野だった。また、両軍の間にはビナロス川が流れていた。
アレクサンドロスは軍を二つにわけ、左翼をパルメニオンにまかし、右翼には歩兵親衛隊と騎兵親衛隊という二つの精鋭部隊を配置し、自ら率いた。
一方ダレイオス三世は、川の北側から大きく戦列を伸ばしていて、右翼には強力な騎兵30000を配置していた。また、アレクサンドロス軍の東側の山側にはペルシア軍の別働隊が置かれ、アレクサンドロスの右翼を脅かしている。

■戦闘開始
敵軍の配置を確認したアレクサンドロスは、戦闘開始の直前になって、テッサリア騎兵という精鋭部隊をペルシア軍にばれないように、ヒッソリと移動させる。
その騎兵をもって、ペルシア軍の山側にいる別働隊を軽く叩くと、別働隊はあっさりと逃走を開始する。これで別働隊の奇襲がなくなったアレクサンドロスは、自軍の右翼をペルシア軍に突撃させる。
それに対し、ペルシア軍左翼は、この攻撃に耐えられず飛散する。そうして、敵軍左翼を破壊したアレクサンドロスは、敵軍中央にいるダレイオス三世の中央部隊に対して自ら突撃をかける。
この時点で、マケドニア軍中央はペルシア軍によって破壊される直前だったが、アレクサンドロスの横からの突撃によって盛り返す。
こうして、中央は一歩も引かぬ乱戦へと突入するのだった。
また、海側の戦いはというと、ペルシア騎兵の大軍が、パルメニオン率いるマケドニア軍に襲い掛かるが、マケドニア軍はわずか500メートルほどの横幅の戦場に誘い出し、数の不利を打ち消すと、兵の質の差でペルシア軍を圧倒し始める。
そのころ突撃したアレクサンドロスは、ダレイオスの親衛隊に襲い掛かり激戦となる。しかし、臆病な王ダレイオスはこの苛烈な戦いに萎縮してしまい、兵をほって逃げ出してしまう。
最高司令官が逃走してしまったことを知ると、ペルシア軍の士気はがた落ちし、やがて逃走を開始するのだった。
こうして、アレクサンドロスはイッソスの戦いに勝利したのだった。

この戦いはもし、最高司令官がダレイオス三世でなければ、アレクサンドロスを倒していたかもしれない戦闘だったと思います。この勝利でマケドニアはメソポタミアへの道が開けたのでした。続きは次回で・・。
長くなってすいません・・・。

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    Comment

    Eサーバ シグエス : 2005年08月21日(日) 19:50 URL edit
    こそっとお邪魔します~こちらの歴史もの読むたびに、これだけ調べるの大変だろうと感心しきりです。
    以前、ローマ帝国史後半しかも概略読むだけでひーこら言ってたので(涙)スゴイなと。
    meke : 2005年08月22日(月) 00:52 URL edit
    ローマ帝国は文献が多いので、調べはじめるとえらいことになりますよ・・。
    めけもローマとギリシアにはいまのとこあまりふれないように・・してます・。
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