ポルトガルの歴史::国家の歴史
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ポルトガルの歴史

2005-05-27 ; 国家の歴史

ポルトガルの歴史
ポルトガルはヨーロッパの歴史においては比較的新しい国なんだけど・・。
まず、スペイン、ポルトガルのあるイベリア半島は西ローマ帝国の解体後、西ゴート族という民族が支配した地域で、アリウス派のキリスト教の国だった。
宗教についてはのちのち語るとして、アリウス派というのは、おおざっぱにいうと、キリスト教の派閥の中でも負け組みの派閥だった。
西ゴートは侵入してきたイスラム教国家ウマイヤ朝によって滅ぼされる。
西ゴート族は今のスペインとフランスの北東の国境付近にアストリアス王国をつくり、レコンキスタ(国土回復運動。イスラムに取られた土地をとりかえせええという運動)を推し進め9世紀後半にはレオン地方を征服し、レオンに首都をおいたのでレオン王国と呼ばれるようになった。
このレオン王国の辺境伯が近隣を征服して、カスティリャ王国を建国(930年ごろ)、レオン王国を併合(1230年)、コルトバを攻略(1236年)して、イベリア半島最大の王国となった。
そして、このカスティリャ王国以外に有力だったのが、アラゴン王国とポルトガル王国だった。
アラゴン王国は11世紀に建国され14世紀にはサルディニア、シチリア、スペイン南部を領有するまでに勢力を伸ばした。
この二つの王国が合併してできたのがスペイン王国。これはのちのち語るとして。
いよいよ今回の主役であるポルトガルの登場~。
ポルトガルはアルフォンソ=エンリケシュがイスラム教徒を撃退し、領土を回復してカスティリャから分離して独立王国となった。(1143年)
ポルトガルの名前はこのとき攻略して、リスボンを落とすまでのポルトガルの首都となったポルトからきている。(ゲーム中ではオポルト←なぜか英語読み・・・なんでだ)
ジョアン1世がセウタを攻略(1415年)し、西アフリカ進出の基礎を築くと、エンリケ航海王子がいよいよ西アフリカの探検に乗り出す。
大航海時代の幕開けである。
エンリケ航海王子の時代についにアフリカ西岸を発見した(1445年)。このことは当時のヨーロッパ諸国にとって大センセーショナルであった。
当時の人々は、ラスバルマス以南を魔の海と信じており、そこより先に進むと悪魔の海に落とされると信じていた。それが、なにごともなく、アフリカ西岸に達したのだ!
わくにわくポルトガル。
こうなったら、怖いもの知らずを推し進め、ついに、ジョアン2世の代になって、バルトロメウ=ディアスがアフリカ最南端に到達(1488年)
アフリカが回れるということは、さらに進めばインド!
香辛料の産地インドである。
いよいよ時は満ちた。
ヴァスコ=ダ=ガマがリスボンを出航し(1497年)、アフリカ東岸を北上し、マリンディに至る(1498年)。
そこで、インドまでの航路を知る、イブン=マージドを雇い(ゲーム内ではバスラで確認)カリカットに到達する(1498年)。
翌年リスボンに帰国し、ガマがもって帰った香辛料はなんと60倍の値段で売れたそうである。
国家事業に成功したポルトガルはもういけいけで、ゴアにどーーんと砲撃占領(1510年)その勢いでマラッカ諸島(インドネシア辺り)を占領。ガマはインド総督に任命されるがその直後に死亡してしまった(1524年)
ゲーム内表記でいうと、ポルトガルは、カーボヴェルテ、ケープ、ゴア、マラッカ(未実装地域)。
同盟港として、エチオピア帝国のソファラ、ムガール帝国のカリカットを制し、一時香料貿易を独占し、リスボンはヨーロッパ一の貿易都市として栄えた。
1557年にはマカオの居住権を得て、極東地域との貿易も始める。このころ、種子島に漂流し、日本に鉄砲を伝えている。
話は前後するが、ポルトガルとスペインはまだ外洋にも出てないのに、騒ぎ立て、トルデシリャス条約を結び、ここからここはポルトガル、ここからここはスペインという感じで世界の縄張りを決めた(1494年)。
1500年にバルボアがブラジルを発見すると、ポルトガルの陣地と定められた地域であったので、ブラジルはポルトガルのものになった。
ゲーム内の年代はここから推測

イベントでガマがポルトガルに戻ってくる(1499年)
ゴアがポルトガル領である(1510年)
ガマがインド総督ぽい(1524年?)

イベントが進むごとに年代が進むようだけど、ゲーム開始時点では1497年。
もし、ガマがインド総督になっていれば、ガマはなった年にお亡くなりになるので・・・イベント進んだらガマ死ぬのか?
疑問・・・・。

その後のポルトガルの歴史は衰退の一途をたどる。
まずは、王位継承問題からスペインに併合される(1580年)。そのため、当時スペインと敵対関係にあったオランダとの交易を禁止される。
当時オランダ商人はリスボンを中継地として、北海地域などに交易を行い、莫大な利益をあげていたが、締め出しをくらったことにより、オランダ商人は直接香料貿易に着手することとなる。
当時世界最高の技術力を持ち、貿易に関しても世界一であったオランダとの商業戦にポルトガルは勝てるはずもなく。
ケープ、インド交易、マラッカ諸島・・・と次々に拠点を失っていく・・・・
そして衰退にむかうこととなる・・・。
合掌
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